ONE PIECEカードゲーム新CM「同級生対決」篇に出演した山田涼介 Hey! Say! JUMPの山田涼介が、20日から放映開始となる『ONE PIECE』の世界観を体感できる本格トレーディングカードゲーム「ONE PIECE カードゲーム」の新CMで、神木隆之介とのCM初共演を果たした。
【写真】山田涼介&神木隆之介、CM初共演のシーン
バンダイ カード事業部による同商品は、『ONE PIECE』作者の尾田栄一郎氏協力のもと、原作イラストを用いたカードデザインに、アニメイラストや描き下ろしも含むビジュアルが特徴のカードゲーム。
今回、新ブースターパック「神速の拳」3月1日の発売に先駆けて、神木、生見愛瑠、水川かたまりが出演する新CMシリーズ“ワンピカードの会”が発表された。山田が出演するCMは「同級生対決」篇となる。
山田と神木のCM共演は初。2人は高校時代の同級生で、「いくぞ、リュウ」「来い、山ちゃん」と名前を交わすシーンも見どころ。思い出を振り返るカットでは、アドリブにも挑戦した。
なお新CMの解禁に合わせて、WEB限定で視聴可能な「ワンピカードの会」の裏側をのぞき見ることができるスピンオフ映像「ワンピカードの会 会報」が同時公開された。本映像は、総再生数800万回を突破した人気作品。スピンオフ映像では、4人がアドリブでの掛け合いに挑戦。コビーの名シーンになぞらえてモノマネも交えながら、神木がフリートークを展開。山田の巧妙な返しも注目される。
■出演者インタビュー
――(山田に)CMオファーを受けた際のお気持ちと、実際に皆さんと共演された感想を教えてください。
山田:素直にテレビでずっと見てたCMだったのでうれしかったですし、現場に来てみて、リュウとも話したんですけど、実際見るとさらに細かい部分までこだわってて、「いい現場だね」っていう話をしてました。
――(山田に)同級生の神木さんとはCM初共演ですが感想は?
山田:いい意味で緊張しないというか。いろんなやりとりをCMの中でやりましたけど、高校の時にちょっと戻ったような感覚で撮影してたなっていう印象ですね。
水川:ずっと神木さんが山田さんのこと「ハニー」って呼んでるから、なんで「ハニー」なんだろうってすごい気になってたんですけど、人見知りなんで聞けなかったです。
一同:(笑)。
神木:学校で最初は「山ちゃん」って呼ばれていたんですよ。(ドラマで)初共演が中学1年生だったので、僕らはその時からの関係なんです。高1のときに同じ学校になったんですが、(その頃から山田が)彼女っぽい雰囲気なんですよ。僕の方が高校の時に、結構周りの男子から「お前のことは守ってやる」って言われてたので、どちらかというと、みんなから見て彼女っぽかったんですけどね。だけど唯一、僕から見て、(山田が)彼女っぽい。(なので「ハニー」って呼ぶようになりました)
――印象に残っているシーンとCMの見どころについて教えてください。
神木:「オネスティインパクト!」(と叫ぶシーン)じゃないですか?これは名シーンですからね。
山田:そうだね。
神木:物語の冒頭でコビーと出会って。「海軍で大将になるんです!」って、宣言したことでルフィとは敵同士になってしまったにも関わらず友情はちゃんとあるんですよね。ヘルメッポとコビーがガープに鍛えられている(漫画の)扉絵もあったりして、ちゃんとそっちはそっちで頑張っているんだけど、また本編で進化した2
人が出てきても、それでもまだルフィたちには敵わなくて…あの2人が成長した姿は要所要所で出てきますが、(「オネスティインパクト!と叫ぶシーンは、)コビーがいよいよ英雄という立場を背負わなければいけなくなったんだっていうことが読み取れる、すごく代表的なシーンだと思うんですよ。だからこそ、(そのシーンが今回のCMで扱われたことが)うれしかったですね。
山田:このあと感想言えないよ?
一同:(笑)
山田:個人的には、リュウと共演しているということなので、同級生同士の熱い戦いをCMの中で見れるんじゃないかなっていう風に思ってますし、そこは第一の見どころなのかなと思います。ただ、そこからどんどんどんどん懐かしい話に花が咲いて、そっちに逸れていくこの2人の様子を見てる2人(生見と水川)っていうのが、今回のCMの見どころのひとつになってるんじゃないかなという風には思っています。
――アドリプのシーンを通してお互いに仲が良いなと感じた瞬間があれば教えてください。
神木:本番前に、目線合いながら芝居するんですけど、その時にどう仕掛けようかなって思った顔を読み取って、ちょっとニヤつきます。それを読み取られて。「なんかやろうとしてるだろう」みたいな。
山田:なんかリュウって、動き出そうとするときに、ちょっとクセのある顔をするんですよ。それはもうやっぱりずっと一緒にお芝居してきましたし、高校生活も一緒に過ごしてきたので、やっぱりわかるというか。
神木:わかる。
山田:そこはなんか阿吽の呼吸で撮影できたのかなって思います。
――アドリブをされてた2人を見て…
水川:やっぱ仲いいなと思いましたよ。友情っていいなと思いました。(神木さんと山田さんが)バックヤードでお話していたのが聞こえたんですが、「(高校の時に)学校終わって渋谷遊び行ってたよな」みたいな話を2人でしてたのを耳にしまして、「学校終わって渋谷に遊び行ってたよな」の2人がCMで共演してるってうらやましいなぁと思いました。
生見:ほんとに仲がいいんだなって思いました。撮影が終わっても「あれ?2人で同じ部屋に戻ってる?」っていう。1人1つ控室があるのに、2人で一緒にいるのも見かけて、ほんとに仲がいいなって。素敵だなと思いました。
神木:僕が勝手に山ちゃんの楽屋の方に行きました。
山田:ずっとしゃべってました。
一同:(笑)。
――『ONE PIECE』で大好きなエビソードや、お気に入りのキャラクターについて教えてください。
山田:大好きというか、漫画でこれでもかって思うぐらい泣いたシーンがありまして。多分、リュウも泣いたと思うんだけど。メリー号の…。
神木:あぁ!さらば?
山田:さらばメリー号のシーンは…
神木:メリーの声が聞こえる。
山田:「ごめんね」って言うんだよ。謝んないでって思う。あのシーンは『ONE PIECE』好きは誰もが大好きなシーンですし、絶対泣いてると思います。こちらからお別れしてるけど、メリー号側から「ごめんね、僕はここまでしか行けないけど」って言うんですよ。もう、そんなの見せられたら、ブワー(涙)ですよ。辛い決断だっただろうなって思うよな。あのシーンは名シーンだと思います。キャラクターでいうと、僕、エネルが大好きで。
神木:おぉ!
山田:また出てくんじゃないかと、俺は。別にバイバイしたわけじゃないじゃないですか。ルフィと戦って。だからまた出てくるのかなって思いますし 、あんなにクールだったエネルが、驚いた時に漫画の1ページ全体を使って、すごいあご外れた表情をしてる。
神木:効かないゴムだからね。
山田:そう!あそこに尾田先生のユーモアをすごく感じたので。僕はエネルに結構愛者がありますね。
――(神木と山田に質問)学生時代の思い出について教えてください。
山田:いっぱいあるよね。リュウがやさしかったエピソードにしましょうか。文化祭で、一般の方がどっからでも入れるような文化祭だったんですけど。僕たちがちょっとこう…人気者で(笑)。
一同:(笑)
山田:図書室に待機していなきゃいけない時間がありまして。楽しんではいたんですけど、リュウは、僕たちに「ちょっとつまんないでしょ」って言って、いろんな食べ物を買ってきてくれたりして。図書室でみんなでそれ食べたのが、すごく僕は思い出に残っていて。その時にやっぱりやさしいなコイツって思いましたね。
神木:うれしい!覚えてます。もちろん仕方ないです。誰か怪我しちゃったりとか、パニックになっちゃったりとかしたら、学校側の問題にもなっちゃうので。そう思いながらも、文化祭を図書室で過ごすって、かなり寂しいなと思って、それで届けに行きました。
山田:それはすごい印象に僕は残って。やさしかったですね。
――(神木と山田に質問)学生時代のお互いの印象について教えてください。
神木:もうね、(山田が)ひたすらモテるんすよ。
水川:でしょうねぇ。聞かなくてもわかります。
神木:でもみんなとも仲良かったですし。マスコットキャラクターみたいな存在でもあったかなっていうのはあります。そこはさっき話したちょっと天然なところとか、みんなが「しっかりして!」って、「じゃあ俺たちが私たちがやるから大丈夫!」っていう、ちょっと守ってあげたい感っていうのも相まって、みんなに好かれてましたし、モテてた。
水川:モテてた。みんなのハニーだったってことですね。
山田:そんなことないですけどね(笑)。リュウは変わらないです。いつでも神木隆之介ですし。それこそ僕から見たら、学校の中心にいたような存在だなって思う。分け隔てないですし、鼻が伸びた瞬間なんて僕一度も見たことないし。いつもやさしくて、かわいくて、かっこよくて。でもおちゃらける時はおちゃらけて。クリスマスの時期になると別のクラスだったんですけど「ハニー!」つってガラガラって(教室の扉を)開けたら、なんかクリスマスの装飾いっぱいつけた神木が来て先生に怒られながら出ていくみたいな。
神木:校則違反です。
山田:(笑)でもそういうのをやって、みんなを盛り上げてた人ですし、今もやっぱそういう性格なので。昔っからほんとにリュウは変わらなくていいねっていうのを会うたびに言ってる気がする。
神木:なので、僕のモットーは「変わらない」ことです。
――(山田に質問)自分を『ONEPIECE』のキャラクターに例えるなら?
山田:意外かもしれないんですけど、フランキーかなと思ってまして。
水川・生見:え〜?
山田:ものづくりがすごい好きなんですよ、僕。ライブとかも結構、照明から何から何まで自分でこだわって設計図見ながら「こここうした方がいいんじゃないか」「ああした方がいいいんじゃないか」みたいなのをスタッフさんとやり取りしてる時間がすごく好きで。表にはメインで出てるんだけど、裏方もやるっていう部分で言うと、性格的にフランキーなのかな。
神木:性格的にも?
山田:性格的にも、(フランキーの真似をしながら)「フランキー!」とかやってないよ、俺。
神木:いや、それ聞いてたら、この撮影もう一回、海パンで撮り直しても…。
山田:違う違う、見た目の話じゃなくて…性格ね。
神木:フランキーは意外かもしれない。
――(神木に質問)共演したみなさんをONE PIECEのキャラターに例えるとそれぞれぞれ誰だと思いますか?
神木:まずは愛瑠さん。今日の衣装も相まって、しらほしっぽい。
生見:お!今日も撮影で出てきた。うれしい。ありがたい。やった!ピンク!
神木:本当はでもビビっぽくもあるのかな。でもなんかこう、なんだろう。僕らがわちゃわちゃしてるところを、しらほしみたいに見守ってくれてる、いつも。なんだかそんな感じがして。
生見:え〜うれしい!
神木:かたまりさんは、キャプテン・クロ?
水川:おぉ。
神木:次回からこうやってメガネを上げて…。(右手の平でメガネを上げる仕草)
水川:ははは(笑)。
山田:割と初期メンですね。
神木:そうそう、初期メン。ミステリアスな雰囲気は僕の中では方向性が一緒なのかなって思います。
水川:嫌なやつじゃないですか。最終的に。
神木:だけど当時の僕は大好きでしたし。敵の中ですごくカリスマ性を持っていてかっこよかった。小学校の時はずっと(メガネを上げる仕草)やってました。
神木:山ちゃんは、ゾロかなと思いますね。武士道。曲がったことは嫌い。自分の信念を貫き通すっていう、ハニーの中に正義があって。最後までそれに反することなく、「いやこれだけは譲れない」っていうものをちゃんと持ってそうな感じがゾロっぽいなと。だけど多くを語らず、ただただ黙々とやっていくっていう。
山田:すごいいいこと言われてますね。ハニーでゾロって言われても、なんかちょっと(笑)。
一同:(笑)。
山田:でもうれしいです。ありがとうございます。
神木:僕は何になるんですか?
山田:リュウはルフィじゃない?ほんとに。中心にいるっていう意味で。天真爛漫というか。だけどちゃんと目的のためにはブレずにまっすぐに進むっていう感じがします。
神木:うれしい。
山田:(みなさん)どうですか?
生見:いいと思います!
水川:賛成です!
山田:じゃあルフィです!
――(神木に質問)ONE PIECEカードゲームファンの皆さんにメッセージをお願いします。
神木:皆さま。今回はですね、山田涼介さんに出演していただきました。そして「神速の拳」。どんどんどんどん、名場面のカードになっていきます。「うわ、この名シーン!」「このキャラクター大好きだ」っていうものもたくさん追加されていっているので、皆さまの思い出とともに、どんどんカードが新しくなっているのは本当に素晴らしいなと思っています。カードが増えるということは、さらに戦い方が増えるということですから、皆さんもいろんなカードでデッキを組んで、ぜひ戦ってみてください。それではありがとうございました。バイバイ!