「女性アイドルに“鮮度”ってキモい」すしざんまい社長とのコラボ広告が女性差別と物議

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2025年02月21日 07:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

東京・渋谷駅に設置されたCUTIESTREETとすしざんまい社長を起用したLIFULLHOME’Sの巨大広告(撮影/編集部)

 2月15日から電車内などで掲出されている不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』の広告が物議を醸している。

デビューしたばかりのアイドルのように“鮮度”がある」

 『FRUITS ZIPPER』の“妹分”で2024年11月にデビューした『CUTIE STREET』と、両手を広げるポーズで知られる『すしざんまい』運営会社社長の木村清氏を起用したものだ。

『CUTIE STREET』のデビュー曲で、TikTokなどを中心に大ブームとなった『かわいいだけじゃだめですか?』と、寿司ネタの鮮度をかけ合わせて《鮮度がよくちゃだめですか?》というキャッチコピーがつけられた広告です。不動産の物件情報も“鮮度”が重要だということをアピールしたい意図のようです」(PR会社関係者)

 この広告には、

《デビューしたばかりのアイドルや、お寿司のように物件情報にも「鮮度」があるんです》

 との説明書きもある。しかし、この文章への指摘が相次いで、ネット上で物議を醸す事態となっている。どのような指摘があるのかと言うと、

《「鮮度」とか、人間に対して使っていい言葉じゃない》

《寿司と並べて女性アイドルに「鮮度」っていう言葉使うの滅茶苦茶キモいよ》

《女性をモノとして扱い若さだけを価値とする女性差別的な文脈》

 といったものや、

《若い女性に対する人権意識が低すぎる》

《まだその程度の人権感覚なのか》

 といった声も。

 一方で、こうした批判だけでなく、

《「デビューしたて」に対する意味なら別におかしくはないような》

《これは深読みしすぎやと思う》

《そういう意味含んでないと思うよ》

 などという声もあがっており、賛否両論となっている。そこで、改めてLIFULLに広告の意図について聞いてみると、

CUTIE STREET様に対しては“デビューしたて=鮮度が高い”という意図で起用をさせていただいております。若い女性だから鮮度が高いと表現した訳ではございません

 と、ネットで指摘されているような意図はなかったと説明した。ただ、広告として掲出するには、“右左正面”に配慮しなければいけないようだ。

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  • 「物議を醸している」「議論を呼びそうだ」ってだいたい自分は首謀者になりたくないけど炎上させたい奴が点火剤だけ撒いとく前振りって最近ちょっと思う。
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