角田が初走行を終え、レーシングブルズが2025年型『VCARB 02』を披露「開発テーマは一貫したパフォーマンスの実現」

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2025年02月21日 08:20  AUTOSPORT web

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レーシングブルズの2025年型マシン『VCARB 02』のシェイクダウンを行う角田裕毅
 レーシングブルズは、2月19日、イタリアのイモラ・サーキットで2025年型マシン『VCARB 02』のシェイクダウンを行い、その直後に動画を公開、翌日には角田裕毅とアイザック・ハジャルが乗るニューマシンの画像を披露した。

 F1主催の全チーム合同ローンチイベント『F1 75 Live』でホワイト基調に一新された2025年カラーを発表。レーシングブルズはその翌日にフィルミングデー走行として、イモラで『VCARB 02』のシェイクダウンを実施した。チームは詳細について明かしていないが、当日はまずは角田がステアリングを握り、その後、ルーキーのハジャルが走行したとみられる。

 チーム代表ローレン・メキースは、2025年型マシンについて、2024年の問題点解決に努め、より安定したパフォーマンスを発揮することを目指したと述べた。

「昨年は、非常に良い瞬間もあったが、困難なレースもあった」とメキースは、合同ローンチイベントの際に語った。

「総合的な目標として、昨年のマシンが一貫性に欠けた要因を理解しようと努めた。その一部を解決できたことを願っている」

「チームを進化させ続けており、より強固になっている。競争力の問題をすべて解決したとは言わないが、確実にチームは正しい方向へとまとまりつつある」

 レーシングブルズは、姉妹チーム、レッドブル・レーシングのファクトリー敷地内に新たな施設を構えた。この2チームの技術協力関係は、ライバルたちから批判的な目で見られているが、メキースは、完全にルールの範囲内でのパートナーシップであると、改めて強調した。

「我々は規制の範囲内で情報を共有するよう努めている。主要なコンポーネントを共有することができる。ギヤボックスやサスペンションなどだ」

 バーレーンでのF1プレシーズンテストは26〜28日の3日間にわたって開催され、そこで各チームがニューマシンの本格的なテスト作業を開始する。

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