画像提供:マイナビニュース普段の生活から、旅行先での移動手段など、さまざまな場面で役立つタクシー。便利な移動手段だけではなく、ほっこりと心温まる場面に出会える場所でもあります。
この連載では、タクシーに乗った時の「ほっこりした」読者の体験談をマンガで紹介。タクシーにまつわる何気ない日常のエピソードをお届けします。
○心温まる女子旅、タクシー運転手の優しさに触れた一日
冬の澄んだ空気の中、私たちは地方の駅に降り立ちました。
初めて訪れる場所で、どこへ行こうかと観光マップを広げていると、一台のタクシーがゆっくりと近づいてきました。運転手さんが窓を開け、「どちらまで?」と穏やかな声で尋ねます。
行き先を決めかねていると、「この辺なら、まずは○○通りを歩くと雰囲気が楽しめますよ」と教えてくれました。せっかくだからと、そのおすすめの場所へ向かうことにしました。
車内では、運転手さんが地元の話をいろいろとしてくれました。「観光客にはあまり知られていないけれど、この商店街はお土産の種類が多くて安いんですよ」「地元の人は、ここの饅頭をよく買います」「もし温泉に入りたくなったら、△△温泉が景色もよくておすすめですよ」などと、聞かずとも惜しみなく情報を教えてくれます。
目的地に着くと、「楽しんできてね、良い旅を」と優しく送り出してくれました。
私たちは教えられた商店街を散策しながら、おすすめされた饅頭を買い、地元ならではの雰囲気を味わえたのです。
ほんの短い時間でしたが、運転手さんの「もてなし」のおかげで旅の思い出がより色濃くなった気がします。
旅の醍醐味は、こうした人との出会いにあるのかもしれませんね。
菅原県 すがわらけん 漫画家&イラストレーター。「週刊ヤングジャンプ」でデビュー。その後、実話系4コマ誌やニュースサイトなどでマンガを連載。あおり系LINEスタンプ「Mr.上から目線」シリーズの作者。 Twitter:@sugawaraken この監修者の記事一覧はこちら
調査時期: 2024年6月14〜15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート(MN ワーク&ライフ編集部)