“瞬発力”も求められるお笑い芸人。出番・チャンスと見たらひな壇から立ち上がり、笑いを取る。お笑いの場面ではよくあるひと幕だったのだが……。
2月15日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)。番組の終わりごろ、各芸人たちが一発ギャグを披露するコーナーにて、トップバッターを担ったのは、お笑いコンビ『錦鯉』の長谷川雅紀(53)。ハイテンションから最終的に白目を剥く“途中でおかしくなる長渕剛”を披露し、自身の席に戻ろうとしたのだが、戻りきれずにゆっくりと尻もちを付くように倒れてしまった。途中、自身の頭を抑えようとしたような素振りも……。
「倒れた雅紀さんに対し、出演者の芸人さんたちは当初、そこまでネタが続いていると思ったのか状況が飲み込めず、少し驚きつつも見守っている感じでした。雅紀さんが“ちょっと立ち眩みしました……”と話すと、すぐさま皆さん立ち上がり、駆け寄り雅紀さんを支えていましたね」(テレビ誌ライター)
「思ったよりおじいちゃんなんで」
相方の渡辺隆がそうツッコミ、みな心配しつつも笑いに収まったが、長谷川は53歳とベテランと言ってふさわしい年齢だ。
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《心配かけて申し訳ございません!とても元気です!!》
放送翌日、自身のXでそう報告した長谷川に対しては、多くの人が心配しつつも、“笑い”という意味では好評だった。
《ビックリしたけど、あまりにもじいさん扱いされてて笑ってしまった… 無事で何よりです》
《マジでびっくりしましたが不謹慎にも笑ってしまいました 元気そうでなによりです!お身体お大事になさって下さい!》
《さんまさんの焦った顔見てやばい感じ伝わったけどまさのりさんの返しで笑いに変えた!素晴らしい!!》
しかし……。
「現場では最終的に笑いになったのは長谷川さん、そして共演した芸人さんもさすがではあるのですが、ブレイク後から最近の雅紀さんの状況を考えるとやはり心配も大きくて……」
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そう話すのは、制作会社関係者。
「今回の立ち眩み・転倒の以前から、番組でもたびたび取り上げられてはいるのですが、雅紀さんは健康状態の不安がいろいろとあって。’21年に『M-1グランプリ』で優勝したことで、以前とは比較にならないほどテレビの仕事が舞い込みました。深夜に帰宅し、ロケ弁を食べて寝るという生活が続き、1年も経たずに体重が10キロ以上増加。それ以降も体重増は気にはしているようですが、年々増え続けているようです」
長谷川といえば、優勝時点では“歯”が10本無く、50代という年齢もあり、それが“おじいちゃんネタ”として笑いの1つの要素となっていた。
「歯については 2年半ほど治療を受け、’23年に512万円をかけて治療しました。雅紀さんは若手時代にお金が無く、虫歯が出来ても痛み止めでごまかし、歯科医に行かなかったそうで。それをくり返しているうちに治療ができなくなり、結果歯を10本抜歯せざるを得なかった」(お笑いライター)
‘24年にも番組で健康への不安を医師に指摘されている長谷川。
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「日本テレビ系の情報番組『カズレーザーと学ぶ』の“芸能人健康診断SP”に出演した長谷川さんは、前立腺肥大症と夜間多尿を指摘されています。長谷川さんも自身で残尿感があることを打ち明け、医師には状況は“深刻”であると伝えられました。腎不全につながる危険性も指摘されて。番組的にも笑えない深刻さでした」(前出・お笑いライター)
先日も番組にて体重増を自身で告白している長谷川。2月19日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演した際、会う人会う人に“太りました?”と聞かれるという。さらに「テレビ出る前は73キロだったんです。テレビ出てからもう20キロ以上太ってるんですよ。今は94キロとか。人生で1番重い」と明かした。原因については、「夜中に食べちゃうんです」と話し、優勝直後と変わらぬ理由だった。
「歯が無かったころ、食べ物が噛みづらく、柔らかめの物を飲むように食べていたと話していました。歯を入れたことでいろいろな食べ物が食べられるようになったので、食べる量や時間帯も調整してくれると周囲、そして応援してくれるファンも安心すると思うのですが……。歯のようにほったらかしにせず、年齢が年齢だけに定期的に医師に診てもらってほしいです」(前出・制作会社関係者)
ノリノリな雅紀さんの「こ〜んにちはぁ〜!」をいつまでも──。
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