列島に襲来している強烈寒波は、3連休に再び強まるでしょう。そのため、22日(土)昼頃から、東京都内など関東の平野部でも「にわか雪」の可能性があり、予想よりも雪エリアが広がるおそれもあります。関東では、雪が降らない所でも、昼間も極寒ですので、万全な寒さ対策を心がけてください。
●22日(土)強烈寒気が関東にも
今週は、強烈寒波が列島に襲来していますが、22日(土)から、また寒気が強まるでしょう。上空1500メートル付近で、氷点下6℃以下という「降れば平地で雪の目安」となるくらいの強い寒気が、関東まですっぽり覆う予想です。
そのため、関東では、22日(土)は晴れますが、変わりやすい天気でしょう。昼頃から、東京都内など関東の平野部でも、所々で、急に雪がちらつく可能性があります。雪は降ったとしても、短い時間に舞うくらいで、積もることはない見込みです。
冒頭の「雨・雪・風の予想」図では、雪の予想は緑色や黄色で表現されていて、東京都内では多摩地方が中心ですが、今、予想されているよりも、にわか雪エリアが広がるおそれもあります。お出かけの際は、空模様の変化に、ご注意ください。
●昼間も 万全な寒さ対策を
注意すべきなのは、空模様の変化だけではありません。日中の寒さにも、注意が必要です。
22日(土)は、寒波が再びピークを迎えるため、関東では、昼間も空気が冷たいでしょう。最高気温は7℃前後の所が多く、平年の値と比べると「一年で最も寒い頃の気温」よりも低くなりそうです。お出かけの際は、できるだけ暖かい服装を、心がけてください。
さらに冷たい北風が、強まるでしょう。北風が1メートル強まると、体感温度は1℃下がると言われています。マフラーやストールなどで、冷たい風から首元をしっかり守ってください。
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 一般財団法人日本気象協会 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。