小籔千豊「カス中のカス」だった無名時代 西田敏行さんの優しさに触れ…「なかなかできない」

0

2025年02月21日 16:02  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

小籔千豊(2022年撮影)

人気お笑いタレント小籔千豊(51)が21日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分=関西ローカル)に出演。お別れ会の模様が放送され、西田敏行さんとの思い出を振り返った。


会では米倉涼子、三谷幸喜氏らが弔辞を読むなどし、影像を見終わった小籔は「僕も、この世界入って2年目か3年目かぐらいで。なにも(仕事が)ない時代で。西田さんの映画に出させていただいて」と思い起こした。


小籔は、西田さんと、映画「学校2」(96年)「虹をつかむ男 南国奮斗編」(97年)や、ドラマ「ドクターX」などでも共演している。94年頃から漫才コンビ「ビリジアン」として活動するも解散。01年に吉本新喜劇へ入団するまで、小籔が多方面への道を模索していた時期に初共演した。


「夜、ほかにもいっぱいすごい人おるのに、『小籔君、あそこにおいしい中華あるからいこう』って声かけてくれて。『僕なんか全然売れてないんで』って言うたら、『いやいや、いつかフジテレビの廊下で会おうよ』っておっしゃってくださった」


小籔は、当時の自身を「何も出てない、カス中のカス」と言い、「僕みたいなんに声かけていただいて。見習わないかんなって思いました」と感謝しつつも、思わず小声で「なかなか、できないですね」とポロリ。あらためて西田さんの大きさに感服する思いをのぞかせていた。

    ニュース設定