映画『PERFECT DAYS』がPrime Videoで配信中。この記事ではキャストや登場人物を紹介する。
2023年12月に公開された同作は、『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』などで知られるヴィム・ヴェンダース監督による作品。Prime Videoでは昨年12月20日から配信中だ。
日本の公共トイレのなかに「small sanctuaries of peace and dignity（平穏と高貴さをあわせもった、ささやかで神聖な場所）」を見出し、東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描いた長編映画だ。主演の役所広司は『第76回カンヌ国際映画祭』最優秀男優賞を受賞したほか、アメリカの『アカデミー賞』では国際長編映画賞・日本代表としてノミネート。約90か国の国と地域で上映された。
役所演じる平山と交わるキャスト陣の好演も注目を集め、松居大悟、柴田元幸、モロ師岡、あがた森魚、片桐はいりといった顔ぶれのカメオ出演も話題となった。
興行面ではヴェンダース監督にとって『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』を抜き、最高の興行収入を記録。日本での上映は2024年12月26日まで1年以上続くロングランとなった。
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東京渋谷にある公共トイレの清掃員として働いている。毎朝同じ時間に起き、支度をし、植木に水をやり、缶コーヒーを飲みながら仕事にでかける。カセットで音楽を聴き、古本を買って読む。その日々は穏やかで、同じことの繰り返しにみえる。
平山役の役所広司 ©2023 MASTER MIND Ltd.
ホームレス役：田中泯
代々木深町の公園に住み着いたホームレスの男。すべてを捨ててそこにいる男は、陽の光に手をときおり伸ばす。その様子がどこか荘厳で、平山は小さな敬意を覚えている。
ホームレス役の田中泯 ©2023 MASTER MIND Ltd.
ニコ役：中野有紗
平山の姪。母親と喧嘩をして、鎌倉の家を出て十数年ぶりに平山を訪ねてくる。小さいときに平山だけが自分の理解者だと感じることがあった。
ニコ役の中野有紗 ©2023 MASTER MIND Ltd.
タカシ役：柄本時生
平山の同僚。調子がよくいい加減な性格で、平山はどこか憎めないものを感じている。いつも金がないと嘆き、いつもそれを世の中のせいにする。最近はアヤに夢中。
タカシ役の柄本時生 ©2023 MASTER MIND Ltd.
アヤ役：アオイヤマダ
ガールズバーで働く女の子。タカシのことは好きでも嫌いでもない。自分の世界があって、他人にはあまり期待しないようにして生きている。
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ケイコ役：麻生祐未
平山の妹。ニコの母親。鎌倉の実家近くで裕福に暮らしている。父と兄が衝突したとき、自分は何もできなかった。そのことに負い目を感じながら、そのせいで十数年兄と会えずにいた。
ケイコ役の麻生祐未 ©2023 MASTER MIND Ltd.
ママ役：石川さゆり
浅草で居酒屋をやるようになったのは離婚してだいぶたってからだった。最近は常連もついてなんとかやっていけるようになった。平山に好意をもっているが、もうそれをどうこうする年でもないと思っている。
ママ役の石川さゆり ©2023 MASTER MIND Ltd.
友山役：三浦友和
ママの元夫。離婚してすぐ再婚をした。妻と子供がいる。病気をきっかけに過去を振り返る小さな旅をはじめて、昔の結婚相手の様子を見にやってくる。
友山役の三浦友和 ©2023 MASTER MIND Ltd.
竹ぼうきの婦人役：田中都子
酔っ払いのサラリーマン役：水間ロン
子供役：渋谷そらじ、岩崎蒼維
迷子の子供役：嶋崎希祐
母親役：川崎ゆり子
赤ちゃん役：小林紋
神主役：原田文明
旅行客役：レイナ
番台役：三浦俊輔
銭湯の老人役：古川がん
かっちゃん役：深沢敦
常連客役：田村泰二郎
居酒屋の店主役：甲本雅裕
年配女性役：岡本牧子
レコードショップの店員役：松居大悟
レコードショップの客役：高橋侃、さいとうなり、大下ヒロト
野良猫と遊ぶ女性役：研ナオコ
OL役：長井短
地元の年配男性役：牧口元美、松井功
でらちゃん役：吉田葵
写真屋の主人役：柴田元幸
古本屋の店主役：犬山イヌコ
バーの常連客役：モロ師岡、あがた森魚
女子高校生役：殿内虹風
ケイコの運転手役：大桑仁
電話の声役：片桐はいり
タクシー運転手役：芹澤興人
駐車場係員役：松金よね子
佐藤役：安藤玉恵
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