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【写真】「L.A.コンフィデンシャル」フォトギャラリー
The Hollywood Reporterによると、『ブルータリスト』でアカデミー助演男優賞にノミネートされているガイが、同誌のポッドキャストにて、「軽視できないほどセンシティブな問題であることは深く理解しています。僕は性的暴行や性的虐待を受けたわけではありませんが、不快な思いをさせられました。今になって公表することを悔やんでいます」と語ったそうだ。
彼は当時、共演のサイモン・ベイカーの撮影がある日だけは、自分よりも「10倍魅力がある」サイモンにケヴィンの注目が彼に移るため、安心できると感じていたが、何が起きていたのか実際に理解できたのは、2017年10月に#MeToo運動が発生したときになってからだったと振り返った。彼は2018年にも、オーストラリアのテレビ番組で、ケヴィンのことを「手出しする男だ」と語っていたという。
ガイは、この時以来、「ケヴィンと何度か対決」し、「醜いものになった」とコメント。また「この問題がことさら注目を集めるのは嫌だったが、同時に彼が何も罰を受けずに逃げ切るのが許しがたかった」と、複雑な思いも明かしている。
ケヴィンは#Me tooのムーブメントが始まった2017年、『スター・トレック:ディスカバリー』などに出演するアンソニー・ラップから、14歳の時に性的暴行を受けたと告発されたのを皮切りに、性的暴行やセクハラの告発が相次いだ。無罪を訴えていた彼に対し、2022年にニューヨークの裁判所はアンソニーに対する性的虐待がなかったと判断。また2023年には複数の男性に性的暴行をしたとして訴追されていたイギリスでも、9つの罪状について無罪判決が出ている。
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