モデルプレスのインタビューに応じた小笠原海(C)モデルプレス 【モデルプレス=2025/02/22】「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」(東京・サンシャイン劇場/3月7日〜)で舞台初主演に挑む超特急の小笠原海(おがさわら・かい/30)。モデルプレスでは、3回にわたってインタビューをお届け。Vol.1では、舞台初主演の心境、役作りについて語ってもらった。
【写真】超特急「全員落ちてた」可愛い共演者 ◆小笠原海主演「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」
「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」は、「聖剣伝説」シリーズ3作目として1995年に発売されたアクションRPG「聖剣伝説3」のフルリメイク版として発売され、世界累計出荷・DL販売本数100万本を突破した人気作。マナの力を利用し世界征服をたくらむ勢力の争いに巻き込まれながら、必死に運命に抗う若者たちの旅立ちと試練の物語となっている。初の舞台化となる本作で、小笠原は、草原の王国フォルセナ出身で国を愛し、負けず嫌いな性格の傭兵として仕えるデュランを演じる。
◆小笠原海「聖剣伝説3」舞台初主演の心境
― 舞台初主演の心境はいかがですか?
小笠原:初主演もですが、本格的な舞台も初めてで、分からないことだらけなのが逆にすごく楽しみです。お声がけいただいたのは光栄なことですし、すごく嬉しかったです。「聖剣伝説」シリーズは僕も聞いたことがあったくらいすごく有名な作品で、それだけ長く愛されているということは、それだけたくさんのファンがいると思うので、その方々たちにも楽しんでいただける舞台にできたら良いなと思っています。
― 愛されている作品の舞台化にプレッシャーはありませんでしたか?
小笠原:そんなにないですね。原作に対してのリスペクトや愛をしっかり持って大事に演じたいです。
◆小笠原海、グループ&舞台…身体づくりの違い
― 役作りで意識していることはありますか?
小笠原:これから本格的な稽古が始まるので、役の中身については演出家さん達と話し合いながら作っていけたらと思っています。日本刀の稽古は経験がありましたが、西洋の長剣はやったことがなかったので初挑戦で、すごく楽しく取り組んでいます。あとは露出が多い衣装なのでちゃんとトレーニングに通っています。
― どのようなトレーニングを行っていますか?
小笠原:グループについてくださっているトレーナーさんにトレーニングを見てもらっています。いつもは使うための筋肉を付けるトレーニングですが、舞台に関しては見せるための筋肉、形を作るトレーニングをやりました。
― どのような違いがあるのでしょうか?
小笠原:中に効かせるのか、表面に効かせるのか…やり方が違くて、面白かったです。顕著に出るので、見せる筋肉を作る方が大変です。
― 舞台初主演が決まったときのメンバーの反応はいかがでしたか?
小笠原:メンバーもみんな「観に行きたい」と言ってくれているので嬉しいです。作品が決まったときに盛り上がることはないですが、各々チェックしています。
― どんな方に観てもらいたいですか?
小笠原:今まで作品をプレイした方はもちろん、実写化をやる意味としては、原作に触れたことがない方、知ってはいたけどあまりやってこなかった方に観ていただいて、帰り道に「あ、原作おもろそうだな」と思ってもらえるのがベストかなと思います。
◆小笠原海が悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者に向けて、小笠原さんのこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。
小笠原:あまり落ち込むことはないんですが、基本友達と会ったり、美味しいご飯食べたりですかね(笑)。やっぱりご飯は大事です。美味しいご飯を食べましょう。思った通りに物事が進まないことは多分みんなあると思うんですが、なるようになると思っていて、そういうときは美味しいものを食べて、風呂入って、寝るのが一番です。
― 楽観的に考えられるタイプですか?
小笠原:そういうわけではないんですが、あまり自分のネガティブな部分を話したくないのもあり、難しいです。でも多分みんなと変わらないです(笑)。人と同じように落ち込むし、悲しみます。でも自分の中で生まれた感情はそのままだから、それをなくしたいとは思わなくて、それもありのままですし、それを経た自分がどう思うかはマイナスとは思っていないかもしれないです。例えば、怒ったとしてもそれはそれで自分なので。
― 昔からすべての気持ちを受け入れることができていたのでしょうか?
小笠原:分からないです。大人になったのかもしれない(笑)。
◆小笠原海の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて小笠原さんが思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。
小笠原:夢を叶えた人は基本的にみんな何かしら努力をしていると思っていますが、努力が絶対に報われるとも思っていないです。言霊という言葉もありますし、何か口に出してやってみたり、宣言してみたり、少しでも前に進むためにすることは大事なことかなと思います。
― 今の夢は?
小笠原:とりあえず舞台を無事に成功させることかな(笑)。怪我なく、チームみんなで!
★Vol.2では最年長から見た今のEBiDANについて語ってもらった。
(modelpress編集部)
◆小笠原海(おがさわら・かい)プロフィール
1994年9月27日生まれ。神奈川県出身。メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の2号車・カイとして活動中。主な出演作品は、TXドラマ25「これから配信はじめます」、BS-TBSドラマ「御社の乱れ正します!」、TBSドラマ「アンナチュラル」、映画「東京喰種」、朗読劇「ROOM」など。
◆「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」ストーリー
世界がまだ闇に閉ざされていたころ、マナの女神は、世界を滅びに導く神獣を「マナの剣」によって打ち倒し「マナストーン」に封印した。
時は流れ、──今、平穏は終わりを告げようとしている。魔法の源であるマナの減少、そして世界を我が物にしようと企むものたちによって。大いなる陰謀の渦に巻きこまれた6人の若者たち。
1人は真の強さを求めて旅立つ。
1人は親友の蘇生を胸に秘め、夜の森を駆け抜ける。
1人は愛するものを救うため、逃亡者として故郷を後にする。
1人は帰る場所を失い、絶望とともに国を発つ。
1人は大切な人を探すため旅に出る。
1人は国家の復興を誓い、走り出す。
各々が運命に抗うため「マナの剣」を求め、ついにその道は交差する。運命に翻弄された彼らの選択は如何に、そして暗躍する悪の存在から世界を救うことができるのだろうか?
3月7日〜16日に東京・サンシャイン劇場、4月4日〜6日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。
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