ジャーナリストの岩田明子氏(55)が22日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西ローカル)に出演。過去の“点検商法”による恐怖体験について語った。
この日の番組では、屋根の点検などと称して作業を行い、不当に高額な工事代金などを請求する「点検商法」で荒稼ぎをしていた、「トクリュウ(匿名流動型犯罪グループ)」のリーダーとみられる人物が、特定商取引法違反などの疑いで逮捕された件について取り上げた。
SNSの「闇バイト」などで募ったとみられる実行役には、相手の不安をあおって契約を迫るようなマニュアルも用意されていたとされている。
タレント山田邦子(64)は、「私は特殊詐欺の防犯のビデオも作っていますけど、本当に巧妙なんですよ。うちの方にもよく、いろんなのが来ますよ」と話し、「正しい工事もたくさんあるんですよ。だけれど、請求書は見た方がいいですよ。すごくよく分からないところにバーンと手数料みたいなのが入っている時もあるし。値段が高すぎる、支払いがおかしい時はだいたい引っかかっています」と呼びかけた。
元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏(47)は、「こういうことが、被災地を傷めつけているんですよ。こうして悪い輩がいるから、(被災地の人が)『外から来る人が心配だから、もう入ってきてほしくないです』と。『ボランティア? もういいです。怖いんで』っていう…。これが復旧復興の遅れを招いていたりするんで、当局はこういう犯罪に関しては、しっかり根元から摘発してほしいなと思います」と指摘した。
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すると、岩田氏が「私事ですけど、10数年前に、インターホンを夜中の1時か2時に鳴らされて、『給湯器見せてください』って言われて。おかしいでしょ?」と切り出した。
「でも記者だったから、帰宅がまだ当時(遅かった)…。それをたぶん見てたんじゃないですかね。で、『給湯器見せろ』って言われて。(相手が)『こっちはいいんですけど、あなた夜中しか帰ってこないから』って言われて、焦って開けようとしたんだけど」と思わず応対しそうになったことを打ち明けた。
しかし、「『なんで(帰宅時間を)知ってるんだっけ?』と思って…。止めてよかったです」と、間一髪のところで冷静になったことを明かした。
この話に、山田は「(相手は)全部知ってるんですよ。その人が1人暮らしだなとか、この時間は1人だなとか、全部分かっています」と強調していた。
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