東野幸治(57)が、21日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1時)に出演。テレビ東京で最も長く続いている名物バラエティー「開運!なんでも鑑定団」は、名物深夜ワイドショー「EXテレビ」から誕生した秘話に言及した。
番組終盤、昭和の名物番組を振り返る企画コーナーで、「−鑑定団」が「EX−」から生まれたエピソードに相違ないか、確認する意見が寄せられた。
「EX−」は、90年4月から94年4月まで、日本テレビ系で放送された深夜ワイドショー。往年の名物番組「11PM」の流れをくみ、月、水、金曜が日本テレビ、火、木曜が読売テレビ(大阪)の制作で、大阪制作では上岡龍太郎さん、島田紳助さんが司会に入っていた。
東野は「火曜日が上岡師匠と紳助師匠で、たしか、木曜日が上岡師匠だけだったと思います」と述懐。深夜番組の過激化が問題となっていた時代だが、キレ味とシニカルな芸風が身上の上岡さん、慕う紳助さんのコンビは、とくに挑戦的な企画を好んでいた。
最終回にあたっては「視聴率ゼロに挑戦」「見ないで」と呼びかけるなど、前代未聞の“番宣”も話題を集めた。その火曜日の最終回、過去に放送された「実験的な企画」を集め、他局も含めた業界に“プレゼン”。上岡さんか、紳助さんを司会にするという条件で、企画ごとの買い取りを呼びかけた。これにのったのが、テレビ東京で、「−鑑定団」が誕生している。
|
|
東野は「最終回のオークション、ほんまです」と認め、結果「紳助さんが(司会を)やりました。で、今も、今田(耕司)さんで(番組を)やっているということでございます」と説明した。
また、昭和のテレビをめぐっては、さまざまな意見が寄せられ、別のリスナーからは「わいわいサタデー」(ABCテレビ)についての声も届いた。
大阪市内からの昼の生放送番組だったが、リスナーから「女性NO・1コンテストとか、真っ昼間の生放送で、女性の水着姿を流していた。令和の今ではすぐ炎上してしまうのかな」といった意見が寄せられると、東野も「そうですね。とにかく水着にさせてましたんでね。今ではね…」と感慨深げに語っていた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。