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【写真】羽毛田(三浦貴大)に掴みかかる灰江(赤楚衛ニ) ドラマ『相続探偵』第5話場面カット
灰江は、京都の老舗菓子匠「鳳凰」の大将・百万遍紘一(大河内浩)が残した本物の遺言書を発見。「鳳凰のブランドは正臣に、作業場と売り場は野心に」という遺言により、100年の歴史と伝統を誇る鳳凰が真っ二つに分かれた。
妾の子・野心(白洲迅)は菓子工房を含む不動産を受け継ぎ、正妻の子・正臣(小関裕太)は鳳凰の看板と金融資産を相続。まさに名と実を分ける相続に正臣も野心も納得し、これで一件落着…と思われたが、東京に戻った灰江のもとに、想定外の知らせが届く…。
そんな第5話のラストシーンでは、灰江の前に週刊誌のフリー記者・羽毛田が姿を見せる。羽毛田は、相続問題のエキスパートとして活躍する灰江を「葬式探偵」とからかう。「お前に用はない」と立ち上がり、羽毛田から離れようとする灰江。しかし羽毛田は不気味な笑い声を響かせながら灰江に付きまとう。うんざりした様子の灰江に、羽毛田は「ええで、ストーカーやってサツにタレこんでも…せやけど、できんやろ?」と言うと「横領弁護士の過去があったらなぁ…」と意味深につぶやいてみせる。
この言葉に思わず立ち止まった灰江に、羽毛田はゆっくり近付きながら、耳元で「親父のバス事故の賠償金がぎょうさんあったら、そら横領したなる気持ちもわかるで〜」とささやきかけるのだった。
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