3連休最終日の24日(月)は、日本海側を中心に大雪になる所があり、西日本では平地でも雪が積もる所があるでしょう。九州北部や中国地方を中心に道路への影響が大きくなる見込みです。また、これまでの大雪によって、路面が凍結する所もあります。お出かけ先から帰省される方は十分にご注意ください。
●西日本で雪が強まる
3連休最終日の24日(月)にかけて、日本列島は冬型の気圧配置が続き、強い寒気が流れ込むでしょう。日本海に低気圧が発生し、西日本で雪が強まりそうです。九州北部や山陰で雪が強まり、一気に積雪が増える所もあるでしょう。また、九州南部や四国、山陽、近畿中部・南部など普段は雪があまり降らない所でも、雪が積もる所もありそうです。
今夜から明日の朝にかけて冷え込むため、路面が濡れている所では凍結する恐れもあります。お出かけを予定されている方は足元にご注意ください。
●九州北部や中国地方を中心に影響「大」
「道路の気象影響予測」を見てみると、今日23日(日)は、北海道、東北、北陸、九州北部で、影響の可能性が大きくなっています。
明日24日(月)になると、東北から九州の広い範囲で影響が大きく、特に中国地方や九州北部が大きくなっています。普段あまりない雪が降らない地域でも雪が積もり、道路に影響が出る恐れがありますのでご注意ください。最新の情報を確認し、ルートや計画を変更もご検討ください。
連休明けの25日(火)も、中国地方では影響が大きく、そのほかも影響を受ける所がありそうです。
明日は3連休最終日でお出かけやお出かけ先から自宅に戻る方も増え、道路が混雑する可能性もあります。大雪によって、立ち往生などの危険が高まることも考えられます。冬用のタイヤを装着することはもちろん、雪かき用のスコップや万が一のために非常食や防寒グッズを用意するなど良いでしょう。雪が積もっていなくても冷え込みによって路面が凍結する所もありそうです。いつも以上に慎重に運転しましょう。
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●雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
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