「べらぼう」8話、綾瀬はるか“九郎助稲荷”の怒りに視聴者「九郎稲荷が代弁してくれた」の声送られる

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2025年02月24日 09:41  cinemacafe.net

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「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」第8回(C)NHK
横浜流星主演の大河「べらぼう」。その第8話が2月23日に放送され、花の井の気持ちに鈍感な蔦重に九郎助稲荷から怒りの声が飛ぶシーンに「瀬川が可哀想すぎてホント涙出てきた」「九郎稲荷が代弁してくれた」などの反応が寄せられている。

本作は後に日本のポップカルチャーの礎を築いた蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く、笑いと涙と謎に満ちた痛快エンターテインメント。これまでにない細見を生み出した蔦屋重三郎=蔦重を横浜が演じる。

共演には蔦重の細見が売れるようにするため、五代目瀬川を襲名した花の井に小芝風花。蔦重と青本を作ろうとしていた矢先、偽版作りで捕まった鱗形屋孫兵衛に片岡愛之助。希代の天才・平賀源内に安田顕。平賀源内と行動を共にする小田新之助に井之脇海。蔦重を養子として育てた駿河屋市右衛門に高橋克実。駿河屋の実子・次郎兵衛に中村蒼。地本問屋の西村屋与八に西村まさ彦。“地本問屋”たちのリーダー的存在・鶴屋喜右衛門に風間俊介。足軽から大名に昇りつめた田沼意次に渡辺謙。意次の嫡男・田沼意知に宮沢氷魚。八代将軍・吉宗の英才教育を受けてきた徳川家治に眞島秀和といったキャスト。ナレーションと九郎助稲荷の声には綾瀬はるか。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

8話では蔦重の細見が大人気となり、そのおかげで吉原は活況に沸くが、五代目瀬川を襲名した花の井は多忙を極めることになる。一方偽板騒動で捕まった鱗形屋の裁きは軽いものとなり、本屋に復帰した鱗形屋は蔦重が取材したネタを使った「金々先生栄花夢」を出版、これが評判を呼ぶことに。「金々先生」の存在を知った花の井は、蔦重が地本問屋の仲間入りができなくなるのでは? と心配し吉原神社へ…という展開に。

吉原の旦那衆が味方になったと話し「仲間が増えた」と喜ぶ蔦重だが、花の井は悲し気な表情を浮かべる。蔦重は「お前のおかげだよ。今までお前が助けてくれたから」と感謝を伝えたうえで、「女重寶記」という女性向けの教養書のような本を送る。花の井には「とびきり幸せになって欲しい」という蔦重は、女郎である花の井が見受けされた後も世間知らずにならないように女重寶記で勉強して欲しいと話すのだが、花の井は蔦重にとって自分は“救ってやりたい女郎の1人”でしかないと残念がり、涙をこらえながら「ばからしいありんす」とつぶやくとそそくさと神社を後にする…。

花の井が怒っていることはわかってもその理由がわからない蔦重に、綾瀬“演じる”九郎助稲荷から「ばーか!ばか!ばか!」と怒りの声が飛ぶのだが、花の井の想いに気づかない蔦重にもどかしさを感じた視聴者からは「瀬川が可哀想すぎてホント涙出てきたわ。気づいてあげてよ」「女心わからんすぎだろばーーーーーか!!とか言ってたら九郎稲荷が代弁してくれた」「蔦重のバカー!と思ったらお稲荷さまが「ぶわぁーか!ばーかばーか!」って言ってくれたわ!」などの声が。

そして終盤では鶴屋が西村屋、鱗形屋らを引き連れ吉原に乗り込んできて、蔦重を地本問屋に仲間入りさせる話を撤回すると告げる。その際鶴屋は、他の本屋仲間が「吉原の人間とは同じ座敷にもいたくない」と言っていたなど、他人の話としながらも吉原を蔑む発言を連発したことで旦那衆の怒りが沸点に達し、鶴屋は駿河屋に階段から落とされ、地本問屋は吉原出入禁止とされてしまう…。

このラストに「忘八の旦那衆が、今回めっちゃカッコよかった」「最後あまりに忘八アベンジャーズ!」「まさか忘八アベンジャーズにスカッとさせられる日が来るとは」といった声が殺到する一方、「絵面アベンジャーズというよりアウトレイジの世界」「忘八だからアベンジャーズと言うよりはアウトレイジ」などといったポストもSNSに寄せられている。

【第9話あらすじ】
蔦重は瀬川の身請け話を耳にして初めて瀬川を思う気持ちに気づく。その一方、新之助はうつせみと吉原を抜け出す計画を立てるが…。
「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」はNHK総合で毎週日曜20時〜(再放送は翌週土曜13時5分〜)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。




(笠緒)

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