トークショーに登壇した石原良純(C)ORICON NewS inc. 俳優でタレント、気象予報士の石原良純(63)が23日、神奈川・パシフィコ横浜で開催された『Nostalgic 2days 2025』(ノスタルジック2デイズ)のステージイベントに登壇。「石原良純と刑事ドラマの話」というテーマでトークセッションを繰り広げた。
【写真多数】精巧なつくり…『西部警察』で石原良純の“愛車”だった『RS-2』(日産『DR30スカイライン』) 激しいカーアクションが魅力のドラマ『西部警察』に五代純役で出演していた石原。車のシーンの撮影について「今はね、うるさくなったんですよ。路上のシーンって、ほとんど『引っ張り』っていって、前輪は乗っけて、こうやる(ハンドルを動かすしぐさ)だけなんです」と現在と比較しつつ、「当時はやる(運転する)のが当たり前だった。目の前にこんな(大きな)ライトが2つついてて、16ミリのカメラもこれついてて。録音部さんだけがトランクに乗ってて、(集音の)マイクが運転席まで引っ張ってあって。カメラ回った『今だ』ってパチンて自分で打って。100メートルの直線バックとか普通にやってた」と、撮影の裏話を明かした。
車にまつわるさまざまなエピソードが披露される中で、刑事ドラマと車は切っても切れない関係であり、「『西部警察』やらせてもらいましたけど、車で追いかけるのは当たり前で、楽だよね」と、当時の常識であったと語った。
その上で「今、本当に(派手な車のシーンが)減ったのはあるし、やっぱり車のシステムが、なんかトラブルがあるといけないんで、とれなくなっちゃったのは確かにあるよね。シートベルトしなきゃいけないってなるとスピード感がなくなっちゃうから、車のシーンも減っちゃったんじゃないかな」と、自身の考察を語ると、MCの安東弘樹も「変な話ですけど、犯人役も必ずシートベルトしますから」と同意。「そういう意味でドラマから車のシーンが減っちゃったのは寂しいかな」と残念がった。
『Nostalgic 2days 2025』は、芸文社が発行するクラシックカー(旧車)の雑誌『NostalgicHero』『ハチマルヒーロー』 『NostalgicSPEED』『Classic PORSCHE』、Webサイト『Nosweb.jp』『特選旧車情報』が合同で主催する日本最大級のクラシックモーターショー。国産クラシックカーを中心にあらゆる旧車ショップ、パーツメーカー、レストアショップが集結し、貴重な車両が展示された。