<冬ドラマ“バッテキ“俳優インタビュー>『119エマージェンシーコール』指令管制員・与呉心之介役で出演中の一ノ瀬颯、俳優業の魅力は「正解がないこと」

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2025年02月24日 17:00  デビュー

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デビュー

一ノ瀬颯
 昨今のドラマ作品は、ゴールデンタイムの王道ドラマはもちろん、深夜枠やWEBドラマ、ショートドラマなど多岐にわたっており、若手キャストの起用も多く、ネクストブレイクの宝庫となっている。オーディション情報サイト『デビュー』では、今期のドラマに出演する注目の若手キャストをクローズアップ。フジテレビ系『119エマージェンシーコール』(毎週月曜 よる9:00〜)にて、指令管制員の一人・与呉心之介を演じている一ノ瀬颯に、今回の役柄を演じる上でこだわっている部分や注目してほしいポイント、さらに俳優業の魅力や今後の目標について聞いた。

【写真】指令管制員・与呉心之介役を演じている一ノ瀬颯

【『119エマージェンシーコール』与呉心之介役/一ノ瀬颯 インタビュー】

――今作への出演が決まった際の感想を教えてください。
「指令管制員という、今までドラマで取り上げられたことのない職業を演じられることがとても楽しみでした。それと同時に、できる限り脚色せずリアルに、その職業にリスペクトをもって描きたいと強く思いました」

――演じている与呉心之介について、どんな点に注目してほしいですか?
「今回演じさせていただいている指令管制員は119番の電話を受けるお仕事なのですが、できる限りそのお仕事のリアルさを追求したお芝居を観ていただきたいです。クランクイン前に実際に指令管制員の方達が働く現場を見学させていただけたので、それを元に芝居を構築しています。キャスト・スタッフ全員が指令管制員の方々に尊敬の念を持ち、指令管制員というお仕事がとても大事なお仕事だということ、そして119番についてもより知っていただけるドラマになっています」

――改めて、デビューのきっかけを教えてください。
「大学の入学式に向かっている時に、今のマネージャーさんにスカウトしてもらい、スーパー戦隊のオーディションに受かったことでデビューしました」

――スカウトがきっかけで足を踏み入れた芸能界。この仕事に魅了されたきっかけやこの世界でやっていくんだと決意した瞬間というのは?
「自分の人生は一通りしかないですが、俳優は役を通して他の人生を生きることで様々なお仕事を経験できたり、何通りもの考え方を得られることに魅力を感じました。また、人のためになる仕事をしたいとも強く思っていたため、観てくださる方々の人生に何か残せるものがある可能性にも惹かれました」

――俳優という仕事の魅力はどんな点で感じていますか?
「正解がないことです。台本の解釈は一通りではなく、人は矛盾している生き物なため、常に新鮮さに満ちている仕事だと思っています」

――大変だなと感じることは?
「こちらも正解がないことです。台本の解釈は一通りでないため、その場でお芝居の方向性や感じ方、言い方を柔軟に変える必要がある場面が多々あることが大変だなと感じています」

――今後の目標を教えてください。
「自分のお芝居をしっかりと見てくれて、一緒に役を大事にしてくださる監督とのお仕事を重ねていきたいです。その瞬間が1番楽しく、結果として良い作品づくりに繋がると思うので、観てくださる方々とも一体となれると信じています。そのためにも、自分のお芝居・人間性を磨いて、必要とされる俳優になるのが目標です」

◆担当マネージャー・スタッフからのイチ押しポイント◆
「昨年から今年にかけ『Believe』『若草物語』『ハスリンボーイ』『119エマージェンシーコール』と立て続けにドラマへ出演し、着実に活躍の場を広げて来ました。2025年は初舞台となる劇団☆新感線への出演も控えており、俳優として更なるステップアップを目指します! 仕事に対し真面目に丁寧に向き合う姿勢と、柔らかく人懐っこい雰囲気で共演者やスタッフと打ち解けていく人柄は、デビュー当時から今も変わらない良さだと思います」

【プロフィール】
一ノ瀬颯(いちのせ・はやて)●1997年4月8日生まれ、東京都出身。研音所属。
2019年『騎士竜戦隊リュウソウジャー』主演・コウ/リュウソウレッド役で俳優デビュー。
近年の出演作は、ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』『Believe―君にかける橋―』『いちばんすきな花』、映画『十一人の賊軍』『仕掛人・藤枝梅安 第二作』など。
TBS「王様のブランチ」にレギュラー出演中。
2025年5月〜は自身初舞台となる劇団☆新感線『紅鬼物語』への出演を控えている。

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