田村正和さん×常盤貴子が演じたドラマ『美しい人』、トルコの大手プロダクションと作品開発契約を締結

　TBSは、トルコの制作会社MOST PRODUCTIONと『美しい人』のトルコにおける作品開発契約を締結したと発表した。TBSドラマ『美しい人』は、野島伸司が脚本を担当し、田村正和さん主演で1999年放送された。

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　1999年放送されたTBSドラマ『美しい人』は、田村正和が主演を務め、常盤貴子、大沢たかおが共演した“大人の恋愛”ドラマ。

　ある日、みゆき（常盤）と名乗る美しい女性が「私の全てを変えて欲しい」と、美容整形外科医の京助（田村）のもとを訪れる。初めはその依頼に疑問を抱いた京助だったが、徐々に彼女が抱える深刻な事情「夫からの暴力から逃れたい」という本当の理由を知ることになる。心を動かされた京助は、彼女の顔を変える決心をするが、依頼内容に一つの条件があった。それは「好きな顔にしていい」というもの。戸惑いながらも、京助は、今は亡き愛妻の顔を新たな女性の顔に選ぶことを決意するのだった。

　MOST PRODUCTIONは、1985年にMustafaとGul Oguzによって設立され、エンターテインメント業界を形作る革新的なビジョンを持つ制作会社。MOST PRODUCTIONのDirectorであるGul氏は「私たちは『美しい人』のトルコ版を制作できることを楽しみにしています。トルコ国内だけでなく、世界中でもヒット作になることを確信しています」とコメントした。

　本作品のトルコ版の脚本は、『欲望の炎』を基にした『Flames of Desire（トルコ語：Hayat Sarkısı）』や『Glass Mask（トルコ語：Icimdeki Fırtına）』など韓国のオリジナルシリーズでリメーク実績のあるIpek Kadilarが初めて日本作品を担当うる。Ipek氏は本契約に際して「私は『美しい人』の脚本家として、TBSのヒットドラマをトルコに紹介できることを楽しみにしています」と述べている。

　深井純・TBSグローバルビジネス局グローバル営業開発部長は「数々のヒット作を生み出しているMOST PRODUCTIONという力強いパートナーと共に『美しい人』の作品開発に着手することを大変嬉しく思っています。韓国でもリメイク実績のある同作品が、トルコでも放送される日を楽しみにしております」とコメントしている。