令和ロマン「イロモネア」途中で画面から消える　収録中にオンラインカジノ問題把握で「退席」

TBS系お笑い特番「ウンナン極限ネタバトル！ザ・イロモネア〜笑わせたら100万円〜」が24日、放送され、オンラインカジノでの賭博を認め活動自粛中の令和ロマン高比良くるま（30）が映りこむ場面があった。

番組開始10分過ぎ、司会のウッチャンナンチャン登場し、後方でチャレンジャーの芸人たちが手拍子で迎える場面に。還暦を迎えた南原清隆に対し「ナンバラ」コールで拍手をする芸人の中に、笑顔で手をたたく、くるまも映った。その直前には画面右下に「この番組は2月14日に収録したものです」と小さくテロップが出された。その後も、くるまが相方の松井ケムリと談笑する場面や、5つの関門を突破して100万円を獲得した錦鯉を立ち上がって拍手でたたえるなどが映りこんだ。

番組の公式Xでは、収録中にオンラインカジノ問題についての報道を把握したとして、令和ロマンが番組途中で退出したことを発表していた。番組開始から1時間過ぎのハナコのチャレンジの場面までは、笑顔で見守る令和ロマンの姿があった。その次のU字工事が登場すると、後方右手に座っていた令和ロマンの姿が消え、代わってレインボー、エルフらがその位置に座った。

くるまは19日に当面の活動自粛を発表。同日、番組公式Xでは「『令和ロマン』の番組出演について」と題した文面を公開した。「番組では当初、チャレンジャーの1組として、『令和ロマン』のご出演を予定していましたが、番組の収録中に、高比良くるまさんに関する報道を把握したため、所属事務所と協議の上で、『令和ロマン』のお二人に収録途中でご退席いただきました」と説明していた。さらに「また2月19日には、高比良くるまさんより活動自粛の申し出を受け対応中ですが、他チャレンジャーのパフォーマンス中に、くるまさんが映り込む可能性がございます」と伝えられていた。

番組はウッチャンナンチャンMCで05年に単発番組としてスタート後にレギュラー化。10年以降は特番として放送され、今回は24日午後6時30分からの3時間30分SPで、「南原清隆生誕60周年記念特番」として、8年ぶりの放送となっていた。