真田広之(64)が制作・主演を務めた「SHOGUN 将軍」が23日(日本時間24日)、米ロサンゼルスで行われた第31回SAG(全米映画俳優組合)賞授賞式で、ドラマ部門で真田の日本人初の男優賞を含む4冠を獲得した。真田が浅野忠信(51)との戦いを制し昨年9月のエミー賞、今年1月のゴールデングローブ賞、7日のクリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)主演男優賞に次ぐ受賞。アンナ・サワイ(32)の女優賞、スタント賞、作品賞にあたるアンサンブル賞も制した。
真田は、浅野とハグしてから登壇し「夢の中にいるようだ」と感激。「日本で5歳で俳優を始め、20年前にロサンゼルスに来ました。偉大なスタッフ、俳優と仕事ができ、多くを学んだ。人生の全ての経験を込めた『SHOGUN 将軍』が、私をここに連れてきてくれた」と感謝した。
昨年5月にシーズン2、3の制作が発表されている。コロナ禍でカナダでの撮影を余儀なくされたことを踏まえ、米メディア「Deadline」から日本での撮影の可能性を聞かれると、真田は「可能性を探っています。日本には時代劇を経験した多くの俳優もいる。ただ、まだ何も決まっていない」と答えた。
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