「Dr.アシュラ」 (C)フジテレビ昨年「わたしの宝物」の主演でも話題を集めた松本若菜が、4月期より放送される新水10ドラマ「Dr.アシュラ」にて主演を務める。
本作は、命と最前線で向き合う救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医の活躍をノンストップで贈る救命医療ドラマ。
原作は2015年から2016年にかけて「週刊漫画ゴラク」にて連載された、こしのりょうによる同名コミック(日本文芸社/全3巻)。原作の世界観を大切に、連ドラオリジナル要素を加えながら上質かつ圧倒的熱量を秘めたエンターテイメント作品へ昇華させる。
昨年ブレイク俳優ランキング1位(女性編)に輝いた松本を主演に迎え入れ、救命の現場=“修羅場”で命を助けたい、その純粋な思いと卓越した技術で組織も上司も、ヤクザですらも黙らせる主人公・杏野朱羅(あんの・しゅら)の痛快ノンストップ救命劇場となる。
■“命の最前線”に立つ、修羅場を制するスーパー救命医
朱羅は帝釈総合病院救命科に属する39歳の救命医。運び込まれる急患は一切区別せず、お金がなくても、ヤクザであろうと「絶対に助ける」という強い信念を持つ。病院の都合を勘案したり上司に忖度したりするつもりも一切なく、ただ目の前の患者を救うことだけに心血を注ぐ。
生死に関わる修羅場であればあるほど本領を発揮し、ときには重症患者2人を同時にオペすることも。その立ち振る舞いから、三面六臂(さんめんろっぴ)の鬼神・阿修羅になぞらえ“アシュラ先生”と院内では呼ばれている。
また、ホットラインを事前に予知する特殊能力をもち、朱羅が「来る」とつぶやくと必ずホットラインが鳴り、急患が運び込まれてくる。
そんな朱羅は、決して生まれながらの天才ではなく、血のにじむような努力と研鑽を重ねていまに至る。「修羅場に“もう一度”なんかない。もしも誤ればそこにあるのは“死”」であることは朱羅が一番よく理解しており、極限のプレッシャーの中、命の最前線に立ち続ける。
それだけやり続けてこられたのは、ある人物との約束が関係しているようで…。ちなみに救命のスキルは抜群だが、それ以外はまるでダメで日常生活はズボラそのもの、というギャップの持ち主。
■松本若菜が7年連続フジ連ドラ出演&2年連続主演
主人公・杏野朱羅を演じるのは、「2025年 エランドール賞」で新人賞を受賞するなど、不動の人気と確かな芝居力で視聴者を魅了し続ける松本若菜。
昨年は「西園寺さんは家事をしない」(TBS)、「わたしの宝物」(フジテレビ)で2クール連続主演を務めたことも記憶に新しく、2019年放送の「トレース〜科捜研の男〜」を皮切りに、今作「Dr.アシュラ」で7年連続フジ連ドラ出演。フジ連ドラ主演を務めるのは「わたしの宝物」に続き2年連続かつ2作品連続となる。
2007年に俳優デビューし、今年で19年目を迎える松本。俳優人生20年目の節目を来年に控えさらなる躍進を続ける松本が、ノンストップで救命を続ける強烈キャラで新境地に挑む。ちなみに、本日2月25日は松本の誕生日となる。
■ヤングシナリオ大賞・市東さやか脚本、「ミステリと言う勿れ」監督とタッグ
今作で監督を務めるのは、「ミステリと言う勿れ」シリーズや「トレース〜科捜研の男〜」、「鍵のかかった部屋」シリーズなどを手掛けた松山博昭。
スタイリッシュかつスピード感あふれる映像表現を得意とし、細部までこだわり抜くディレクションでエンタメ性抜群のノンストップ救命劇を作り上げていく。
脚本は「第34回ヤングシナリオ大賞」受賞者の市東さやかが手掛ける。市東は、看護師として従事した経歴を持ち、その経験と知識がストーリーに説得力を与えてくれるはず。プロデューサーは「嘘解きレトリック」「366日」「知ってるワイフ」などの狩野雄太が務める。
■原作・こしのりょう、主演・松本若菜よりコメント
「正直なところ…『Dr.アシュラ』は映像化できないのではないかと思ってました」と打ち明けたこしの氏は、松本の主演決定に「嬉しい!!! ピッタリすぎない? こんな大変な役を受けていただいたの!? ありがた過ぎない!!!」と喜び、「絶対、絶対、何があっても今回は実現させましょう!! 何でもします!!」とコメント。
「プロット、シナリオミーティングにも参加させていただきながら改めて『Dr.アシュラ』という作品を見直すという良い経験をさせていただいています」と明かし、「松本若菜さんにより、完成された杏野朱羅が観れる!! より楽しい『Dr.アシュラ』が観れる!! 放送開始を一番楽しみにしてるのは私かもしれません」と期待を込めた。
また、松本は演じる朱羅について、「“救命医”の枠に収まらない印象があります。誰に忖度するでもなく、自分の信じる医療を貫こうとする姿がとても魅力的だと感じました。己の腕で周りをねじ伏せる彼女の強さだけでなく、迷いや葛藤も丁寧に表現できたらと思っています」とコメント。
「朱羅の異様なまでの患者への執着は野生的です。その命を救うためなら手段を選ばない朱羅と個性豊かな医師たちの、医療現場の現実に挑む物語を是非お楽しみください」と、強い信念を持つかつてない救命医の魅力をアピールした。
「Dr.アシュラ」は4月、毎週水曜22時〜フジテレビ系にて放送。
(シネマカフェ編集部)