寺島しのぶ、入院中に「情けない自分をお医者さんにも看護師さんにも見られてしまった」

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2025年02月25日 12:28  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

寺島しのぶ(2024年10月撮影)

ラムゼイ・ハント症候群で入院していたことを明かした女優寺島しのぶ(52)が、25日までにThreadsを更新。世間から抱かれる自身のイメージなどについて思いをつづった。


寺島は「入院中、目も霞むし耳も聞こえないし声もガラガラだし。見ざるいわざる聞かざるで、人前に出ることってもう無理なのかなぁ、じゃあ、ものを書くか。監督するか。とか頭がぐるぐるしていた」と、ラムゼイ・ハント症候群の症状から弱気になり、女優業引退も頭をよぎったことを吐露した。


そして、「強烈なステロイドの点滴で夜中も目が爛々としていた。ちょっとの体の変化が心配すぎてもう脆いし、縋るし、情けない自分をお医者さんにも看護師さんにも見られてしまった。“てらじまさんて、もっとイメージとしては強い方だと思ってたので”なんで言われてしまった」と振り返った。


「強いとか、体当たりとか、そんなイメージなんですかね私って」と、世間のイメージと実際とのギャップに対する違和感をうかがわせた。.


続けて「母さんが、“しのぶが大女優とか言われるとなんか馬鹿にされてるみたいね”って言うことがある」と母で女優の富司純子の言葉を記し、「わかる〜」と同意。


「まあ、母さんも大女優だけど、私の中では杉村春子さん、山田五十鈴さん。でも好きなのは表は豪快だったけどきっとジッパー開けたらものすごい繊細なガラス細工のような、表は男でジッパー開けたら物凄い女のような、太地喜和子さんがわたしは、好きだ」と、自身が憧れる大女優の名前を挙げた。


寺島は18日、自身のインスタグラムで「入院 一月中旬のことでした」とつづり、ラムゼイ・ハント症候群による入院生活を伝える動画をアップ。「ひだりみみがなんかかゆかった」「その後左耳下のリンパが腫れ」「まず咽喉の浮腫で唾が飲み込めない。左耳も聞こえづらい」と症状を明かしていた。


ラムゼイ・ハント症候群とはヘルペスウイルスの一種である水痘帯状疱疹(ほうしん)ウイルス(VZV)によって引き起こされ、顔面神経まひを主な症状とする疾患。

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