クールなシーンで自動ドア反応せず撮影現場が微妙な雰囲気になったことを明かした鈴木仁 (C)ORICON NewS inc. モデルで俳優の紺野彩夏、鈴木仁が25日、都内で行われたMBSドラマ特区『復讐カレシ〜溺愛社長の顔にはウラがある〜』完成発表会見に登壇。鈴木の撮影現場での意外なエピソードを明かした。
【全身ショット】スラリとした高身長!ブラックスーツ姿で登場した鈴木仁 本作のオファーを受け「素直にうれしい」と語った鈴木。「もっとドロドロの、影のあるような話なのかなって思ってたんですけど」とイメージを抱いていたが、台本や原作を読んで「どの世代の方でも、怖いものがちょっと苦手な方でも、全然ライトに見れる作品だなってのはすごい感じて」と印象が変わったそう。その上で「2面性を出していければいいかなって考えながら」と撮影に挑んだことを明かした。
演じるにあたり「大人のかっこよさみたいのは、できるだけ表現できたらいいな」と意識。「かっこいい社長像でありたいっていう話はしたんですけど」とした上で撮影中の意外なエピソードを披露。あいさつして社長室に戻るという動きで、「自動ドアがあって、俺はそこに近づくと俺だけ反応しないっていう」とし、「10回やって10回俺だけ反応しなくて、彩夏ちゃんが通ったりとか、秋山さん(近藤頌利)が通ったりとか、他の部長さんが通るともうすぐ開く」と説明。「俺、かっこよく去りたいのに1回もそれだけできなくて。結局部長頼りで、部長が開けてくれて、自分がスタスタスタ歩いていくっていう」と苦笑しながら明かす横で、その様子を思い出した紺野は笑いをこらえきれない様子。
鈴木が「本当に影薄いのかな、ぐらい何も反応しなかったよね」と言うと、紺野もさらにその様子を説明。「ちょっと歩いてみてって言われたから歩いたら、私も開くし、ほんとに1人だけずっと開かなくて、それのテイクを何回か私は見送ってるだけなので立ってるんですけど。開かなくて」とし、「だからみんなちょっと下向く。気まず、みたいな」と自動ドアが反応しない鈴木に撮影現場は微妙な雰囲気になったことを明かした。
今作は、真田ちか氏の作画、森田りょう氏の原作による同名漫画を実写化。利害関係から始まる秘密を抱えた男女の偽りのラブストーリーとなっている。社内恋愛中の恋人に浮気されていたホテル運営会社・バードレフトで働く服部舞香(紺野)。別れることになり、失意の中、復讐しようと声をかけてきたのは、勤務先の社長・佐鳥駿(鈴木)だった。駿が舞香の“偽装恋人”となって、舞香の元恋人とその浮気相手に復讐をする。駿には親が決めた婚約者から逃れたいという理由があり、利害関係の一致する2人だった。そして、それは幾重にも重なる復讐劇の幕開けとなる。
本作は、紺野と鈴木のW主演。MBSドラマ特区枠で27日深24:59から毎週木曜に放送される。