板垣李光人と中島裕翔が主演するドラマ「秘密〜THE TOP SECRET〜」（フジテレビ系）の第5話が、24日に放送された。（※以下、ネタバレあり）
満員電車で起きた目撃者ゼロの薬剤師の刺殺事件、その車両に乗り合わせた乗客たちが殺された連続殺人事件、そして、乗客たちの爪に異変が現れる感染症の発生というバイオテロの様相を帯びた事件。薪（板垣）は岡部（高橋努）に、3つの事件が偶然同時に起きた可能性を告げる。
解剖時にウイルスに感染したとみられる雪子（門脇麦）は、治療法がないと知りながらも、感染者の遺体の解剖をすべて引き受けると宣言する。雪子の姿を見た青木（中島）は、連続殺人犯を突き止めるため、雪子にウイルスをうつしてくれと迫り…。
薬剤師・里中恭子（中村ゆりか）の脳が、MRIで解析され犯人が特定された。しかし、犯人は連続殺人には関与していないと判明。雪子の容態が悪化するなか、青木は、変色した爪を見せ、自らも感染したことを薪に告げる。犯人逮捕のため、被害者が乗っていた同じ時刻の電車に乗り、犯人への接触を試みたいと志願する。
薪は激怒して制止するが、翌日、青木は電車に乗り込み、刺殺事件当日の被害者と同じ動きを再現する。すると、1人の男・王（水間ロン）が背後から青木の爪を見ていることに気付く。ところが次の瞬間、その男は姿を消し、ある老女に近づいていく…。
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またある日、病気が回復した雪子は、青木に解剖医を辞めると話す。すると、青木は雪子に一緒に仕事がしたいと言う。さらに数日後、雪子が休暇をとって空港にいると、青木が見送りにやってくる。青木が弁当を渡すと、雪子は青木に突然、キスをして「続きは2週間後に」と…。
放送終了後、SNS上には、「雪子の『続きは2週間後に』の呆気に取られた青木の表情が良かった」「原作とは違って雪子のせりふが『続きは2週間後に』に変わってたのも、 良い女感が増していてよかった。脚本に原作リスペクトを感じる」「薪に胸ぐらつかまれて、怒鳴られた青木と、命が救われた雪子に胸ぐらつかまれてキスされる青木。美しき対比で良かった」などの感想が投稿された。
また、このほか「雪子と青木の関係性の変化を知った薪。ラストシーンの薪の背中が切ない」「『あんた、いなかったな···（中略）もし、いたら。あの時いたら』という王の言葉に、原作を読んだときのように泣けた」「車内の老女を演じた役者は原作から抜け出たような焦りや狡猾（こうかつ）さで、もう本当にうまいなと思った。キャストの演技力凄（すご）すぎて見応えあった」などのコメントも投稿された。
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