前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(42)が25日、都内で行われた「第3回 BEST SDGs AWARD for University 」で特別審査員を務め、学生とのトークショーに出演した。
やや緊張した様子の大学生を前に、石丸氏は「大丈夫ですよ、めったなことじゃかみつきません。僕NGないです」とにやり。審査員を務めたきっかけについて「石丸伸二に審査員を頼もうという心意気がすごいな、じゃあ出てみようかなというノリです!」と率直に話した。
「SDGsについて行政の視点からいろんな考えを頂戴したい」という学生の要望に応え、トークを展開。石丸氏は「SDGsは17の目標がありますが、日本という国にあってその17がどれくらい意味を持つのか? 本当に日本として全部大事かというと、はっきり言ってそんなことないと思う」と持論を語った。
そのうえで「ジェンダーとエネルギー政策のあたりは日本としてまだまだ課題がある。政策として課題解決に向かってきたかというと、いまいちという評価です」とした。
また、学生から「いろんなところとぶつかることもあると思うが、どのように切り抜けてきたのか」と聞かれると、「究極的に、人は人とわかり合えないと自分は理解しております」と断言。「わかり合える程度もあるんですけど、だって別の人じゃないですか。親や兄弟すら他人と定義してる。自分じゃない存在みんなに理解してもらうっていうのは理想ではあるんですけども、現実じゃないなと思うと随分気が楽になる気がします」と語りかけた。
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「それはほっとけばいいという冷たい意味ではなくて、強制しないというのも優しさなのかな。多様性っていうのは自分だけが主張するものではなくて、誰かのそれも同じように扱ったらいいかなと思うので。そうやっていると割合毎日楽しく幸せに生きてます」と笑顔を見せた。
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