中川大志、橋本愛からの「好きじゃね〜し!」が直撃 本音がぽろり「グサッと来ました」

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2025年02月25日 19:26  ORICON NEWS

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映画『早乙女カナコの場合は』完成披露上映会に参加した(左から)橋本愛、中川大志 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の橋本愛、中川大志が25日、都内で行われた映画『早乙女カナコの場合は』(3月14日公開)の完成披露上映会に参加した。

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 橋本演じる主人公・早乙女カナコと付かず離れずの関係を続けているうだつが上がらない脚本家志望の学生・長津田役を中川が演じる。カナコについて橋本は「大事にしたことが2つあって、1つはせりふにもあるように男性恐怖症というのがカナコの核にあって。性的な目線を向けられることを忌避して生きている人なんです。だからこそ、いわゆる女性らしいと言われている仕草だったり、ニュアンスを自分からそぎ落としていくことで、いわゆる男らしい女性とあえて自分をカテゴライズすることで居場所を確保して生きているような女の子なんです。周りからどう思われてるかとか、自分がどう見られたいか、という自意識に囚われて生きている女の子。それによって、いろんな葛藤があるんです」と振り返った。

 そんな役だけに感情面も複雑だったそう。「長津田のことも『長津田』と役の中で呼ぶんですけど、カナコの中の意地だと思っていて。『絶対に下の名前で呼んでやるものか』みたいな。自分のキャラじゃないから恋愛、恋愛したくないというか。その上で恋愛関係は今まであまり描かれてこなかったんじゃないかなと思います」とアピールした。演じていて難しかったポイントは「おとなになって長津田と再会するんです。そのシーンはめちゃくちゃ難しかったです。気恥ずかしさもあるし、好きだけど好きって思っちゃいけないし。好きになりたくない。『好きじゃね〜し!』みたいな感じでした」とにこやかに回想。真横で「好きじゃね〜し!」と言われた中川は「グサッと来ました」と苦笑いを浮かべていた。

 本作は、柚木麻子の小説『早稲女、女、男』が、『早乙女カナコの場合は』のタイトルで映画化。男勝りで過剰な自意識ゆえに素直に甘えることができず、本当は誰よりも純粋で不器用な主人公・早乙女カナコと演劇サークルの先輩・長津田啓士の10年にわたる恋愛模様を中心に、彼女たちと周囲の人々が右往左往しながらも各々が自分を見つめ直していく姿を描いた恋愛奮闘記となる。

 そのほか、臼田あさ美、中村蒼も参加した。

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