唐田えりかが絶叫――『Page30』四つ巴の演技合戦とらえた予告&場面写真解禁

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2025年02月26日 14:10  クランクイン!

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映画『Page30』場面写真 (C)DCTentertainment
 唐田えりか、林田麻里、広山詞葉、MAAKIIIの4人が主演する堤幸彦監督の映画『Page30』より、四つ巴の演技合戦をとらえた予告映像と場面写真が解禁された。

【動画】唐田えりか、林田麻里、広山詞葉、MAAKIIIが演技合戦! 『Page30』本予告

 とあるスタジオに集められ、30ページある台本とともに4日後に舞台公演を行うとだけ告げられた4人の女性俳優たち。演出家や監督不在の異様な閉鎖空間で、理由や説明もないまま連絡手段も没収され、疑心暗鬼の中で激しい舞台稽古を強いられる。二流の役者、売れない役者、大根役者、言われるがまま演じることに満たされなくなった役者…。稽古をしていくにつれ、切実な事情を抱えた4人それぞれの事情が浮き彫りになり、ついに4日目、不気味な仮面をつけた謎の観客たちが見守る中、絶対に失敗の許されない“とある仕掛け”が告げられ、舞台の幕が上がる。果たして彼女たちを待ち受ける驚きのクライマックスとは―?

 これが最後のチャンスというプレッシャーから赤裸々にぶつかり合う俳優たちの姿が、映画の虚構か実際に彼女たちが抱える現実なのか分からなくなる感覚に襲われる、手に汗握るセミドキュメンタリーのような形で描かれている。

 本作の原案・監督を堤幸彦が務める。エグゼクティブプロデューサーと音楽を中村正人(DREAMS COME TRUE)、同じく音楽をジャズピアニスト・上原ひろみが担当するほか、堤監督との共同脚本に、劇団マカリスター主宰の井上テテ、劇中に登場する演劇台本を劇団「□字ック」主宰の山田佳奈が手掛ける。

 俳優4人が突如として出演を命じられた舞台が、本番を迎えるまでの4日間を描いた本作。配役はもちろん、舞台の意図も何もかも分からないまま閉鎖空間の中で行われる異様な稽古を通して、後には引けない彼女らの事情が浮き彫りになり、次第に人間の本質までもが暴かれていく。

 予告映像では、その混沌(こんとん)とした状況にじだんだを踏み、怒り、泣き、叫び、罵り合い、掴み合い…極限状態となった俳優たちの狂気が映し出される。度々投影される「あなたには分からないでしょう?」という挑戦的なメッセージもオーバラップし、その役者人生を懸けた芝居と芝居のぶつかり合いや葛藤が、まるで唐田えりか、林田麻里、広山詞葉、MAAKIII、4人の俳優たちが一役者として体現している本当の“魂の叫び”であるかのような錯覚を起こすほど、見る者の感情を揺さぶるシーンの数々がうかがえる予告映像となっている。

 やがて幕が開き、物々しいブザーとともに台本のPageは「30」を迎えるが―。これはリアルかフィクションか?

 場面写真は、閉鎖された舞台空間で行う主演俳優4名の稽古シーンを切り取ったもの。一見楽しげに稽古を行う様子から、おのおのが抱える悩み、不安、プレッシャーから、涙し思い悩む苦悩の表情までを表している。併せて稽古中にぶつかり合うシーンの様子も解禁された。実際に俳優を演じる主演の4名がリアルに舞台稽古も行い撮影に挑んでいた本作。各写真の表情からも“映画か現実か分からない”セミドキュメンタリーのような様子がうかがえる。

 ムビチケカード、ムビチケ前売券(オンライン)は3月14日より発売される。

 映画『Page30』は、4月11日より全国公開。
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