2月24日放送の『ウンナン極限ネタバトル!ザ・イロモネア〜笑わせたら100万円〜』(TBS系)に、MCの南原清隆(60)と柳沢慎吾(62)が「シンチャンナンチャン」として初参戦。息の合ったコンビネーションで見事100万円を獲得したが、柳沢がネタで使用した小道具の“異変”が反響を呼んでいる。
本番組が復活するのは8年ぶり。ルールは「一発ギャグ」「モノマネ」「ショートコント」「モノボケ」「サイレント」のジャンルから、挑戦するステージを出場芸人が自ら選択。審査員は観客席から無作為に5人選ばれ、1stチャレンジから4thチャレンジまでは3人を、ラストチャレンジでは5人全員を笑わせることができれば100万円獲得できるというネタバトルだ。
90年代のバラエティ番組『ウンナンの気分は上々。』(TBS系)の企画で人気を博したシンチャンナンチャン。30年来の友人である2人は『イロモネア』史上初となる“野球ネタ縛り”で挑み、「モノマネ」「モノボケ」「ショートコント」「一発ギャグ」の順番で駒を進めた。
迎えた最後のステージ「サイレント」では、開始10秒あまりで審査員2人を笑わせることに成功。直後に柳沢はスーツの内ポケットから透明のフィルムに包まれた小さな赤い箱を取り出し、おなじみの“警察無線ネタ”をサイレントで表現。しかし制限時間が残り10秒に迫るも審査員2人を笑わせることができず、柳沢はラスト3秒で“口パク”の「あばよ!」を披露し、ピンチを乗り切ったのだった。
ステージ終了後、「『あばよ!』言えないって辛いよね。生で警察の声、聞かせたかったんだけどね、辛かった」と感想を述べた柳沢。するとポケットから先ほどの赤い箱を取り出し、今度は声を出して通報を受けた警察官のモノマネを披露。赤い箱を包んでいた透明のフィルムに口を当てて、警察無線の割れた音質を再現したのだった。
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柳沢の鉄板ネタにスタジオは大盛り上がりだったが、小さな赤い箱の“異変”に気付いた視聴者もいたようだ。
かつてはタバコの箱を“警察無線ネタ”に使用していた柳沢だが、以前からチョコレート菓子「アポロ」の箱に変えていることを明かしていた。そのため『イロモネア』でも「アポロ」の箱を使っていると思われたが、実は違っていたというのだ。
番組終了後にはXで、《柳沢慎吾が内線のネタで使うアポロの箱(のセロハン)、アポロのところが『アーアー』に変えてあって「プロ!」って感じがした》《柳沢慎吾が警察無線のネタの時に使うのタバコからアポロに変わったと思ってたけど、よくみたらこれアポロじゃなくて「ア〜ア〜」って書いてあるオリジナルの箱じゃないかwww》との指摘が。
実際の映像でも、柳沢が持っていたのは赤い文字で「ア〜ア〜」と記された箱だったことが確認できた。
この発見に、《ほんとだ、アポロだと思ってたけど違うのか、全然気が付かなかった》《これは知らなかったw ちゃんとスポンサー配慮を考えていたんだw》《今年入って一番の衝撃》と驚く声も上がっている。
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「慎吾さんの警察無線のやりとりを真似たネタは、TM NETWORKの木根尚登さん(67)との会話をヒントに生まれたといいます。北海道のロケで一緒になった際に、木根さんから“タバコのパッケージが警察の無線に聞こえますよ”と教えもらったそうです。ちょうどその日の夜にスタッフたちとの宴会が開かれ、柳沢さんが“警察無線ネタ”を披露したところ大ウケ。
いっぽう2013年に登壇したイベントで、柳沢さんは“色んなものを試したけど「アポロ」の音がちょうど良かった“と語っていました。タバコの箱から変更したのは音のニュアンスだけでなく、子どもたちもマネできるようにといった思いも込められているようです。『イロモネア』でオリジナルの箱を用意したのは、スポンサーに対する配慮があったのかもしれませんね」(芸能関係者)
大きな反響を呼んだ柳沢の鉄板ネタ。再びテレビで披露してくれる日はやってくるだろうか?
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