稲垣吾郎、舞台版でハリー・ポッター役「ライフワークにできたら」ロングラン作品に7月から

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2025年02月27日 04:00  日刊スポーツ

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舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でハリー・ポッター役を演じる稲垣吾郎

稲垣吾郎(51)が、ロングラン4年目を迎えた舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」(東京・TBS赤坂ACTシアター)で7月からハリー・ポッター役を務めることが26日、分かった。「ライフワークにできたら」と意気込んでいる。


魔法界を救ってから19年後、3人の子を持つ父親となったハリー・ポッターが、ホグワーツ魔法学校に入学する次男アルバスとともに、忍び寄る暗い影に立ち向かう物語。父親に反抗する息子と、うまく振る舞えない父親という親子の成長も大きな見どころとなる。


作品は22年7月に開幕し、今年で4年目。通算公演数1100回を達成し、総観客数は110万人を突破している。


稲垣は「世界中で愛されている偉大な作品で、それもハリー役をいただいて、本当に光栄なことだと思っています」。作品について「ストーリーも分かりやすく、父と息子の話ということで感情移入して見ることができました」と印象を語る。次々と飛び出す魔法の演出も魅力のひとつ。「舞台とはここまで進化したものなのかと興奮したのを覚えています。イリュージョンが素晴らしく、魅了される方も多いと思います」。


ハリー役は、これまで藤原竜也(42)石丸幹二(59)向井理(43)ら7人が演じている。「世界観は崩さずに、けれど自分がやるからには新しい『ハリー・ポッター』をお届けしたい」とし、「回を重ねて自分のライフワークにできたらうれしい。舞台に立つのがとても好きなので、誰よりも自分自身が楽しみにしています」と話している。


◆稲垣吾郎コメント


−ハリー・ポッター役のオファーを受けた時の心境は。


嬉しかったです。「ハリー・ポッター」といえば世界中で老若男女から愛されている偉大な作品で、それもハリー役をいただいて、本当に光栄なことだと思っています。


−舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」を観劇した時の印象は。


今までに観てきた舞台とは全く違うエンターテイメントでした。舞台とはここまで進化したものなのかと興奮したのを覚えています。ストーリーもわかりやすく、父と息子の話ということで感情移入して観ることができました。何よりイリュージョンが素晴らしく、まだシリーズを見たことがなくても、舞台をきっかけに「ハリー・ポッター」の世界に誘われ、魅了される方も多いと思います。


−ハリー・ポッター役を演じるにあたっての意気込みや、心掛けようとしていることなどがあれば。


多くの方が演じてきた役ですので、世界観は崩さずに、けれど自分がやるからには新しい「ハリー・ポッター」をお届けしたいと思います。回を重ねて自分のライフワークにできたら嬉しいです。舞台に立つのがとても好きなので、誰よりも自分自身が楽しみにしていますし、観に来てくださるお客様と良い時間を過ごしたいです。


−ハリーとご自身が似ているところはありますか。


少年期のハリーは思い立ったらすぐに行動して、突っ走ってしまうところがあります。居ても立ってもいられず行動してしまい、好きなことを追及して周りが見えなくなってしまうところは、自分と通じるかなと思います。


−出演を楽しみにしている皆さんへメッセージを。


舞台でお客様に会えるということは僕にとって特別なことです。お客様と心を響き合わせて、感じ合いながら一緒に作っていきたいです。

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