今日28日は、福岡や広島で花粉の飛散量が非常に多くなりそうです。東京は今週末にかけて気温が急上昇。花粉の飛散量も急増しそうです。来週は花粉の飛散が抑えられるでしょう。
●今日28日 福岡と広島は「非常に多い」
今日28日は最高気温が平年を上回り、3月下旬から4月上旬並みの暖かさになる所が多いでしょう。
特に九州や中国地方などは午前中雨の降る所がありますが、次第に雨がやみ、気温が上昇するでしょう。そのため、花粉が飛びやすくなりそうです。福岡と広島の花粉の飛散量は「非常に多い」予想です。鹿児島と東京は「多い」でしょう。高知、大阪、名古屋は「やや多い」予想です。金沢、新潟、仙台は「少ない」でしょう。
●3月1日〜2日は東京も「非常に多い」
九州や関東などを中心に花粉の飛散がピークの時期に入りました。明日3月1日と明後日2日は、東京の最高気温は20℃くらいまで上がる予想で、花粉の飛散量は「非常に多い」でしょう。ただ、3日以降は雨や雪が降り、気温もグッと低くなるため、花粉の飛散は「少ない」予想です。6日になると再び増えるでしょう。
福岡も明日3月1日までは「非常に多い」ですが、明後日2日から4日は雨が降るため、花粉の飛散は「少ない」でしょう。5日からは再び「非常に多い」予想となっています。名古屋や仙台などは「少ない」予想の日が多いですが、対策をしっかりしてお過ごしください。
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●花粉が飛びやすい条件
花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。
�� 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
�� 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。
�� 「雨の翌日以降や気温の高い日が2〜3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2〜3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。
花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。
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