関西ジュニア、松竹座公演前に屋上で成功祈願　最年長・野田開仁「すべて楽しんでいただきたいです」

　関西ジュニアが、大阪松竹座3月公演『関西ジュニア原石まつり キラキラしとんの気のせいちゃうでぇ〜！』（3月8日〜30日）を控え、9歳から17歳までのフレッシュな出演者が同劇場の屋上にあるお社にて成功祈願を行った。

【写真】真剣な表情…成功祈願をする関西ジュニア

　劇場が新築開場した平成9年2月に三輪山系より勧進した石上大明神社があり、出演者や関係者が公演の成功や無事を祈る場として親しまれている。雨天予報から一転、当日は快晴に恵まれたこの日は井上蒼生、大田蒼空、岡夢人、岡野すこやか、川口拓馬、北野快浬、芝理音、田所蒼大、谷口尊星、デービスジョシュ、西野統真、野田開仁、伯井太陽、橋本誠吾、濱出顕斗、藤田真暢、藤本有惺、三浦慎ノ亮、元重瑛翔が集合。心をひとつにし、真剣な表情で手を合わせた。

　祈願を終えた野田は「本日、公演の成功をお祈りさせていただき、身が引き締まりました。よりお稽古に集中できると思います」とコメント。さらに、公演決定当初の心境について「先輩がいない中、自分が最年長ということで不安が大きかったのですが、稽古を重ねる中で自信を持つことができています」と胸を張る。「出演者一同、精一杯頑張っていますので、お笑いパートからショータイムまですべて楽しんでいただきたいです」と意気込みを語り、改めて公演への強い決意を見せた。

　同公演は、お笑いパート『ハチャメチャ惑星で夢の原石みーつけた！』とSHOW TIMEの二部構成。『ハチャメチャ惑星で夢の原石みーつけた！』は、よゐこの有野晋哉が作・演出を務める作品で、宇宙飛行士たちが惑星に不時着し、個性豊かな宇宙人たちと出会うことから物語が展開される。ゲームコーナーなども盛り込まれており、毎日違った展開が楽しめるのも魅力のひとつ。観客が参加できるシーンもあるということで、より一体感を味わえるステージになるそう。

　SHOW TIMEでは、SUPER EIGHT、WEST.、なにわ男子、Aぇ! groupらが関西ジュニア時代から大阪松竹座で披露してきた楽曲を「懐かしの松竹座メドレー」として披露。関西ジュニアの定番曲はもちろん、歌い継がれてきた名曲もラインナップされている。当時を彷彿（ほうふつ）とさせる衣裳も着用予定だ。

　これまで幾度となく松竹座の舞台に立ち、日々成長しながら観客に感動を届けてきた先輩アーティストたち。その背中を追い、関西ジュニアのメンバーも「いつかは先輩たちのように輝きたい」と意気込んでおり、日々稽古に励んでいるという。