石破首相、旧安倍派幹部の再調査せず=年金改革法案の見送り示唆―衆院予算委

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2025年02月28日 15:01  時事通信社

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時事通信社

衆院予算委員会で答弁する石破茂首相=28日午後、国会内
 衆院予算委員会は28日、石破茂首相と関係閣僚が出席し、政治資金問題を主なテーマに集中審議を行った。自民党派閥の裏金事件を巡り、首相は旧安倍派幹部の再調査を行わない考えを明らかにした。年金制度改革関連法案の今国会提出見送りも示唆した。

 立憲民主党の奥野総一郎氏は、27日の同派元会計責任者の参考人聴取を踏まえ、政治資金パーティー収入の還流再開の経緯で、幹部の主張と食い違いがあると指摘。再調査を求めたが、首相は「自民も検察当局も結論を出している事柄で、現在そのようなことは考えていない」と拒否した。

 首相は「真相解明に向けた国会の努力に、わが党は全面的に協力する責務がある」とも述べた。立民の野田佳彦代表への答弁。

 年金改革法案に関しては、新たな国民負担の発生が避けられない内容のため、参院選への影響を懸念する与党内の一部で先送り論が浮上。首相はこれを念頭に「(今国会の)提出予定法案だが、決定ではない」と含みを残した。立民の今井雅人氏への答弁。

 首相は、政党のガバナンスの在り方を定める政党法について「各党で議論がなされるべきだ」と述べ、制定に前向きな姿勢を改めて示した。自民の小泉進次郎元環境相への答弁。 

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