「頑張ろうね!本当に。絶対ひと山ふた山あると思うしね」
2月28日に行ったインスタライブで、闘病するファンにエールを送ったのは演歌歌手の山川豊(66)。
自身も昨年1月にステージ4の肺がんを公表している山川。肺がんが判明したのは’23年で、2月26日放送の『昭和歌謡パレード』(BSフジ)では「近所のクリニックに、胃と腸の検査をしに行った。たまたまそこのお医者さんが血液検査(腫瘍マーカー)をしていた。胃は測ったときは(腫瘍マーカーの数値が)78ありました。『肺がんの疑いがある。病院紹介するからすぐに行ってください』って言われて。検査したら肺がんで、ステージ4」と発覚の経緯を明かしている。
がんが脳や脊髄にも転移していたという山川は、深刻な病状に当初は落ち込んでいたという。本誌’24年12月3日号では、当時をこう回想している。
「治療を始めて、肺の組織をとったときに肺が少ししぼんじゃって。仕事が1日だけ残っていたので、手術3日後にステージに立ったら、とんでもない痛さで。なんとか歌いきりましたが、ものすごく苦しかった。恐怖で夜は眠れないし、ようやく寝られても、今までお世話になった人とか、いろんな人が夢に出てくるんです。精神的に相当やられました」
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しかしそんな状況を乗り越え、昨年4月に歌手活動を再開。闘病しながらも精力的に活動を行っており、多数のテレビ出演に加え、5月末までに13本ものコンサートが控えている。
28日のインスタライブでは、スタッフから「(コメントで)一番多いのは、私も病気闘ってます、応援してますという人」と声をかけられると、冒頭のようにファンにもエールを送った。そして、「僕もやっぱり抗がん剤の……。やっぱり朝。本当に一錠飲むだけなんですけど。これだけの副作用が出るのかなってくらい。今ね、一番辛いのはね、手が全部割れてくるんですよ。あかぎれみたいに。これがまた痛くてね。洗濯もできないっていうね」と自身の闘病の状況を告白。それでも息子が料理や洗濯などの家事をこなしてくれるといい、感謝していた。
治療の甲斐があり、現在脊髄への転移は消え、脳のがんは小さくなっているという山川。病と闘いながら活躍する姿は、多くの人の希望になるに違いない。
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