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【写真】コッポラ監督がシェアした撮影中の様子
『カンバセーション…盗聴…』(1974)でタッグを組んだコッポラ監督は、インスタグラムにて同作撮影中の写真を公開。「偉大なるアーティストの死は、常に悲しみと祝福を呼ぶものである。偉大な俳優ジーン・ハックマンが作品で見せた複雑さは感動的で見事だった。彼の死を悼むとともに、彼の存在とその貢献を称える」と綴った。
『許されざる者』(1992)でメガホンを取り、主演も務めたイーストウッドは、Varietyを通じて声明を発表。「ジーンほど素晴らしい俳優はいなかった。強烈で本能的、それでいて指示を見誤ることが決してなかった。同時に彼は私の大切な友人でもある。さみしくなるだろう」と述べた。
エドガー・ライト監督が「偉人」とX(旧ツイッター)で綴り、インスタグラムで追悼コメントを出したほか、ヴィオラ・デイヴィスやジョシュ・ブローリン、ネイサン・レイン、アントニオ・バンデラスらが彼を偲んで声明を発表している。
ハックマンさんは『フレンチ・コネクション』(1971)と『許されざる者』でアカデミー賞を獲得。『俺たちに明日はない』(1967)と『父の肖像』(1970)、『ミシシッピー・バーニング』(1988)でも同賞にノミネートされるなど、同世代で最高の俳優の1人として知られる。2004年に俳優業を引退して以来、米ニューメキシコ州サンタフェで小説を執筆するなどして静かに暮らしていたそう。彼は2月26日、自宅で妻のベッツィ・アラカワさんとともに倒れているところを発見され、当局により死亡が確認された。死因や亡くなった日時については明らかになっていない。
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