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【動画】『アマチュア』吹替版予告編
本作は、『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞(R)主演男優賞を受賞したラミ・マレックが主演を務めるスパイ・スリラー。スパイ映画史上最も地味な主人公、殺しは“アマチュア”のCIA分析官チャーリーが、最愛の妻の命を奪った国際テロ組織にたった一人で挑む。
ラミ・マレックが演じる主人公・チャーリーの日本版声優には、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『オッペンハイマー』でもラミの吹替を担当した中井和哉が決定。本作について中井は、「ラミ・マレックって何者なんでしょう? 何度か彼の吹き替えを担当させていただきましたが、今回はまとっているオーラが全く違います」と語り、ラミが見せる全く新しい姿への驚きをにじませた。
さらに「妻との穏やかな日々を大切にしている地味な男にしか見えません。大胆な言動をすると心配になります。『復讐』というミッションがあまりにも似つかわしくなくて、でも強い思いと明晰な頭脳が魅力的で。また新たなラミ・マレックをぜひ楽しんでいただきたいと思います」と続け、戦闘能力も殺しの経験もゼロのアマチュアスパイだが、分析官ならではの頭脳戦で復讐劇を繰り広げる主人公チャーリーへの期待が高まるコメントを寄せた。
また、「マトリックス」シリーズで世界的に名を馳せるローレンス・フィッシュバーンが演じるCIAの教官でチャーリーの特殊訓練を引き受けるヘンダーソン役の声を担当するのは、「マトリックス」シリーズのモーフィアス役や『トランスフォーマー/ONE』のアルファトライオン役など数多くの作品でフィッシュバーンの声を担当してきた玄田哲章。
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チャーリーの最愛の妻で、国際テロ組織によって突然命を奪われてしまうサラ・ヘラー役を、『鬼滅の刃』の珠世役や「スター・ウォーズ」シリーズのパドメ役などで知られる坂本真綾が務める。坂本は自身が演じた役柄について「サラの表情はチャーリーのすべてを包み込むような慈愛に満ちていて、2人の間に流れる平和な空気が心地よくて、本当に素敵な夫婦関係なんだなと思いました」と語った。
また、「そんな穏やかな日常をある日突然理不尽に奪われることがあるという恐怖と、そのとき自分ならどんなふうに受け止めるかを想像したりもしました。個人的には、ラミ・マレックの独特の存在感に魅入ってしまって、物語の最初から最後まで緊張と興奮で目が離せなかったです」と、終始緊張感が張り詰める物語の魅力を明かした。
そして、チャーリーの復讐を手伝う謎に包まれた情報提供者・インクワライン役には、『機動戦士ガンダム00』のマリナ・イスマイール役や『エターナルズ』のセルシ役などで知られる恒松あゆみ。恒松は「インクワラインは、はじめは掴みどころがなく、淡々としたキャラクターだと思っていました。でもその心の内には深い悲しみを抱えていました。彼女は自身とチャーリーを重ねていたのだと思います。当たり前の日常が突如奪われる恐怖。張り詰めた緊迫感。まったく予想できない展開。気が付くと息をするのを忘れてしまうほど、のめりこんで物語を追っていました。これまでにない新たなスパイ映画を、ぜひ劇場で」と見どころを語った。
そのほか、チャーリーの同僚でCIA諜報員のザ・ベア役に咲野俊介、CIA本部の幹部でテロの真相をひた隠しにするムーア役に楠見尚己、CIA長官のオブライエン役に山像かおり、チャーリーの動きを追うCIA職員のケイレブ役に竹田雅則、サラを殺害したテロリスト集団のトップ、シラー役に村治学、テロリストのエリッシュ役、ブラジッチ役、フランク役にそれぞれ森宮隆、前堂友昭、木村香央里、チャーリーを追うCIAのパーク役に伊瀬茉莉也、チャーリーの動向の手がかりを見つけるCIA職員役に石毛翔弥など、アマチュアスパイの無謀で予測不可能な復讐劇に“ベテラン”声優陣が集結した。
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