2024年インタープロトシリーズラウンド4での争い 2月28日、インタープロトモータースポーツは2025年のインタープロトシリーズの開催概要を発表した。2025年もKeePer技研を冠スポンサーに迎え『インタープロトシリーズ POWERED BY KeePer』として富士スピードウェイで全3大会が行われる。
インタープロトシリーズは、『レースを、人が主役になる“スポーツに”』をテーマに掲げ2013年にスタートした。ダウンフォースを減らし、ドライビングテクニックがダイレクトに見ている人たちにも伝わるIPS車両、さらにGRスープラGT4エボを使う『スープラクラス』、レクサスIS F CCS-Rを使う『CCS-Rクラス』と、各クラスに国内トップドライバーとジェントルマンドライバーが参戦。毎戦手に汗握る攻防が展開されてきた。
2024年は、そんな接戦のなか福住仁嶺がインタープロトシリーズ史上初の全戦全勝という快挙を達成。スープラクラスも坪井翔が圧倒的な速さをみせるなど特徴的なシーズンとなったが、2024年は牧野任祐の台頭など、プロの卓越した技量を堪能できるシーズンとなっていた。2025年も白熱した戦いが期待されている。
また、レースとともにインタープロトシリーズは「サーキットを一日中楽しめる場所」にすることも大きなテーマとしている。富士スピードウェイ入場料のみでパドックまでアクセス可能で、国内のビッグレースと比べてもトップドライバーとの距離が非常に近い点が特徴だ。
さらに家族連れでも楽しめるコンテンツを多数用意。お子様向けのペダルカーエリアや、『はたらくくるま』の展示、クラシックカーやスーパーカーの試乗体験など、レース以外の魅力も満載だ。さらにマッサージやネイル、ハンドメイド作品の販売コーナーなど、女性にも嬉しいサービスも用意している。
「インタープロトシリーズは、自動車の性能を競うのではなくドライバーの運転技術を競う戦い。ドライバーズコンペティションです。昨年は福住仁嶺選手が全戦全勝というIPS史上初の快挙を成し遂げ、また、牧野任祐選手が新たにIPSへ参戦し、最終戦では一時福住選手からトップを奪うなど大いにレースを盛り上げてくれました」と関谷正徳プロデューサー。
「ぜひ、レースをスポーツとして、ドライバーをスポーツ選手として注目していただきたい。そうすれば、このレースの楽しさをより感じていただけると自負しています。今シーズンもプロドライバーたちが自分たちの力を存分に発揮できるレースを作り上げていきたいと思います。5月の開幕戦を楽しみにお待ちください」
シリーズの最新情報はホームページ(http://drivingathlete.com/)まで。
インタープロトシリーズ POWERED BY KeePer 2025
シーズンカレンダー
Round.1
5月10日(土)
予選/ジェントルマンレース1(12周)
5月11日(日)
ジェントルマンレース1(12周)
プロフェッショナルレース1・2(各9周)
併催レース:富士チャンピオンレース/KYOJO CUP
Round.2
8月16日(土)
予選/ジェントルマンレース1(12周)
8月17日(日)
ジェントルマンレース1(12周)
プロフェッショナルレース1・2(各9周)
併催レース:富士チャンピオンレース/KYOJO CUP
Round.3
11月8日(土)
予選/ジェントルマンレース1(12周)
11月9日(日)
ジェントルマンレース1(12周)
プロフェッショナルレース1・2(各9周)
併催レース:富士チャンピオンレース/KYOJO CUP
※全戦富士スピードウェイで開催