帝国劇場、114年のラストは「民衆の歌」で幕 市村正親も声震わせ「帝劇、ありがとう」
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2025年02月28日 22:54 ORICON NEWS
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市村正親 (C)ORICON NewS inc. 俳優の市村正親、堂本光一、井上芳雄がMCを務める日本テレビ系『さよなら帝国劇場 最後の1日 THEミュージカルデイ』が28日に生放送され、3人に加え鹿賀丈史、大地真央、山崎育三郎ら帝国劇場を代表するミュージカルスターが集結。帝劇との別れを惜しんだ。
【写真多数】帝劇119人の名札ずらり…レミゼ&モーツァルト!など貴重座談会ショットも 番組では「日本人が好きなミュージカルの名曲ベスト30」を軸に、帝国劇場から生まれた歴代のミュージカルスターの秘蔵映像を公開。1位はレ・ミゼラブルの「民衆の歌」が選ばれた。生放送の最後には市村、堂本、井上らが同楽曲を熱唱した。市村は「帝劇、ありがとう。33年間、この帝劇に育ててもらいました。新しい帝国劇場、必ず立つぞ!」と目を赤らめて語り、歌唱後には「帝劇と出会うのが運命だったような気がします」と晴れ晴れとした表情を見せた。
ミュージカルの聖地である東京・帝国劇場は、2025年2月28日に建てかえのため、114年の歴史に一度、幕を降ろす。今年の春、市村、堂本、井上が発起人となり、ミュージカル界の過去、現在、未来をつなぎ、世代を超えてミュージカルの魅力を存分に届ける夢の企画が実現できたらとプロジェクトが始動した。
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