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当時のバンドブームは、原宿のホコ天(歩行者天国)で演奏するバンドに10万人近いファンが押し寄せ、アマチュアバンドが登場するテレビ番組『三宅裕司のいかすバンド天国』(イカ天)が異例の高視聴率を叩き出すなど、日本中が熱狂し、バンドが音楽シーンを席巻した。あの熱狂はいかにして生まれ、真っ只中にいた関係者たちは何を思っていたのか。
今回、番組には当時の関係者として、時代を彩ったバンドから豪華メンバーが集結。爆風スランプのサンプラザ中野くんとパッパラー河合、プリンセス プリンセスの富田京子、BARBEE BOYSの杏子、筋肉少女帯の大槻ケンヂ、GO-BANG’Sの森若香織、PERSONZのJILLとバンドブームを牽引したメンバーが一堂に会した。
MCのカズレーザーが、今だから話せるブームの裏側を聞いていくほか、バンドブーム直撃世代の千秋が立会人として参加。ファンの目線で当時の状況を振り返る。
集まったメンバーは、メジャーデビューがほぼ同時期。まさに同窓会のような雰囲気で、まずはお互いのデビュー時の状況からトークがスタート。バンドブームが起こる前と後で、バンドはどのようなポジションだったのか。ブームになっていく過程で感じていたことや、売れる前の苦労話が赤裸々に語られていく。事務所によっては給料が払われなかったり、雑誌等の取材はいつもレオタードで受けていたり、といった仰天のエピソードも。
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ラストは、爆風スランプの「Runner」をパッパラー河合のギターと富田京子のパーカッションにあわせ、全員で熱唱。豪華メンバーによる貴重なセッションは必見だ。
『X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏』「バンドブームスペシャル」は、BS-TBSにて3月9日21時放送。