芸能事務所タイタンは1日、自社のHPで社内部にオンラインカジノを利用したことがある者が4人いることを太田光代社長名義で発表した。
芸能界、スポーツ界でオンラインカジノの利用が問題視されていることから、委託した弁護士による内部調査を対象者106人に対して行った。「これまで違法なギャンブルに対する社内教育というものを十分に行わず、それにより該当者が出てしまいましたことに対し、深くおわび申し上げます」と謝罪した。
同社は今回の事態を深く受け止め、再発防止のためにコンプライアンス(法令順守)意識の向上を目的として、全ての従業員およびタレントに対して、弁護士など外部の専門家を招いての研修の定期的な受講を義務付けることを決定。また、自身の行為が法的に問題がないかを気軽に相談できる窓口を設けることなど、再発防止策を発表した。
今回の該当者との仕事上の関係者には、先月21日までに報告、その後の対応についての協議を終えている。該当者に対する更生プログラム(弁護士によるマンツーマン研修など)の実施と、今まで関係のない外部の弁護士を同伴させて、捜査機関に対する任意出頭および事情説明を行うことを約束。引き続き誠実に順守していくことを発表した。
該当者の実名公表については、年齢、ギャンブル異存の程度、犯行態様の悪質性の程度、捜査機関に対する予断排除の必要性から、相談のうえで現時点では差し控えると判断したことを明かした。
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