NHKで3日、27年大河ドラマ制作・主演発表会見が行われ、俳優の松坂桃李(36)が主演を務めることが発表された。タイトルは「逆賊の幕臣」。勝海舟のライバルと言われた幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)を演じる。
明治新政府に「逆賊」とされ、歴史の闇に葬られた“敗者”=幕臣の知られざる活躍を描く。脚本は連続テレビ小説「おかえりモネ」などを手がけた安達奈緒子氏。
少し視線を下に向け、緊張の面持ちで登壇した松坂は「大変緊張しております」とあいさつ。「自分がまさか大河ドラマの主演をやらせて頂く日が来るなんてみじんも思っておりませんでした。お話を頂いたときに本当にビックリしました。果たして本当に自分にできるのかすごく不安だったんです」と吐露した。「まだこの仕事を始めて16年くらいと短いですが、後輩や同期からもらった刺激や教え、学び、言葉、経験、全ての引き出しを開けて30代最後の作品にしたいと思っています」と決意を語った。
演じる小栗は、一般的にはマイナーな人物。松坂自身も知らなかったという。「歴史の勉強をしていて名前を見かけたことがなかったなと。来夏の撮影に入るまでに徹底的に調べて自分の体に落とし込んでいこうと思っています」と述べた。
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