松坂桃李、27年大河ドラマ『逆賊の幕臣』主演決定 『シンケンジャー』から再び“殿”に「36歳になった“殿”を見せたい」

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2025年03月03日 13:49  ORICON NEWS

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2027年に放送予定の大河ドラマ(第66作)『逆賊の幕臣』の主演を務める松坂桃李 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の松坂桃李(36)が、2027年大河ドラマ『逆賊の幕臣』で主演を務めることが3日、発表された。松坂は同日、NHK局内で行われた「制作・主演発表会見」に登壇し、再び“殿”を演じることへの思いを語った。

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 大河ドラマ初主演となる松坂は「大変緊張しております」と背筋を伸ばし、「自分がまさか大河ドラマの主演をやらせていただく日がくるなんで微塵もおもっていませんで、この話を聞いたときに本当にびっくりしました。すべての引き出しを開けて、注ぎ込み、30代最後の作品にしようと思います」と意気込んだ。

 松坂は2009年、テレビ朝日系『侍戦隊シンケンジャー』で、シンケンレッド/志葉丈瑠役で主演を務め、“殿”と親しまれた。今回、再び“殿”を演じることについて松坂は「シンケンジャーのときは20歳だった」としみじみ。「改めて36歳になった”殿”を見せたいなと思います」と誓った。

 第66作となる今作は、脚本を安達奈緒子氏が担当し、1827年生まれの幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)の活躍を描く。勝海舟のライバルと言われ、日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才だが、明治新政府に「逆賊」とされ、歴史に葬られた。忘れられた歴史の敗者の知られざる活躍を描くスリリングな胸熱エンターテインメントとなる。

 松坂は1988年10月17日生まれ、神奈川県出身。2008年、男性ファッション誌『FINEBOYS』の専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、モデルとしてデビューした。09年、テレビ朝日系特撮『侍戦隊シンケンジャー』で、シンケンレッド/志葉丈瑠役で主演を務める。映画『ツナグ』(12年)で、『第36回 日本アカデミー賞』新人俳優賞、映画『狐狼の血』(17年)で、『第61回 ブルーリボン賞』と『第36回 日本アカデミー賞』の助演男優賞、映画『新聞記者』(19年)で、『第43回 日本アカデミー賞』の主演男優賞、映画『狐狼の血 LEVEL2』(21年)で、『第45回 日本アカデミー賞』の主演男優賞、映画『流浪の月』(22年)で、『第46回 日本アカデミー賞』の主演男優賞と、数々の賞を受賞している。

 ドラマ『VIVANT』(23年)、映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』(23年)などに出演し、現在はドラマ『御上先生』で主演を務めている。大河ドラマ出演は3作目にして、主演は今作が初めてとなる。

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