桂文福、弟弟子の失態を一喝「悔しいより腹立って。オヤジも泣いてるやろう」

落語家桂文福（71）が3日、大阪市の上方落語協会会館で「昭和百年!!六回目の当たり年!!文福恩返し寄席」（31日、天満天神繁昌亭）の記者会見に出席。道交法違反で逮捕された弟弟子の桂梅枝容疑者（65）を一喝した。

吉本興業は梅枝容疑者が2月26日、札幌・中央署に道交法違反（酒気帯び運転）の疑いで現行犯逮捕されたと公式ホームページで発表。合わせて、5代目桂慶枝とともに昨年来続けている「W襲名披露公演」の残り全公演を中止することも発表した。

同じ5代目桂文枝の弟子に当たる文福は、弟弟子の失態に「YouTubeをやってますけど、梅枝のこともしゃべりまして。最初はかわいそうな思いもありましたけど、師匠の奥さんが『梅枝という名前が好き。アンタに継いで欲しい』と言っていた話や『師匠の着物を着て』と言っていた話を改めて見てたら、悔しいより腹立って。オヤジ（＝師匠）も泣いてるやろうな」と怒りをにじませた。

梅枝に対し「頑張ってほしい気持ちはある」としつつ、「何をしとんのんや。飲酒運転は一歩間違うと人の命に関わる。いろんな人に応援してもろて、パーティーもしてもろて、105年ぶりの大名跡やいうのに残念すぎる」と一喝。「会社もキツい処分をするんじゃないか。今は誠意を見せて謝るしかない」と猛省を促していた。