落語家桂文福(71)が3日、大阪市の上方落語協会会館で「昭和百年!!六回目の当たり年!!文福恩返し寄席」(31日、天満天神繁昌亭)の記者会見に出席した。
今年が昭和100年に当たるのと自身が年男であることから、「今までお世話になった人に恩返しをしよう」と計画。誕生日の31日の天満天神繁昌亭を皮切りに、故郷の和歌山、愛媛、秋田、宮崎などを予定しており「もうけは考えていない。足代だけ出してくれたら、呼んでくれるところはどこへでも行く」と意欲十分だ。繁昌亭公演では「一門の枠を超えた兄弟分。尊敬する師匠」と語る桂福団治をゲストに迎え、弟子の桂ぽんぽ娘、桂鹿えもん、変面マジックショーの亜空亜SHIN、相撲甚句の会らが出演する。
「一門として明るい話題を提供したい。6代文枝の兄貴は80歳を回ってもあれだけ熱心やし、小文枝の兄貴も全国を回ってる。文珍の兄貴はフェスティバルホールを満員にしてる。あそこまでマネできませんけど、兄貴たちの活躍に刺激を受けてやっていきたい」と意気込んだ。
相撲といえば、9日から大相撲春場所が始まる。気になる力士を問われると、「花のなにわに春を呼ぶ〜 待ちに待った大相撲〜」と得意の相撲甚句を披露し、西前頭12枚目阿武剋(おうのかつ)を挙げていた。
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