“奇跡のトリプル主演”広瀬すず&杉咲花&清原果耶が集結 監督が絶賛「幸福感がすごい」

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2025年03月03日 17:21  ORICON NEWS

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映画『片思い世界』完成報告イベントに登壇した(左から)杉咲花、広瀬すず、清原果耶、土井裕泰監督 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の広瀬すず(26)、杉咲花(27)、清原果耶(23)が3日、都内で行われた映画『片思い世界』(4月4日公開)完成報告イベントに登壇した。

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 同作は、『花束みたいな恋をした』の脚本を担当した坂元裕二氏によるオリジナルストーリー。監督も同作の土井裕泰氏が務める。主演を務めるのは広瀬、杉咲、清原の3人。広瀬は『なつぞら』、杉咲は『おちょやん』、清原は『おかえりモネ』と、それぞれ別のNHK連続テレビ小説で主演をつとめている3人が、“奇跡のトリプル主演”として集った。

 広瀬は「作品が決まってから3人でご飯を食べに行ったのですが、その日から2年経ったことを実感して、あっという間だったようで、早くこの作品が届いてほしいなという感じです」と現在の心境を告白。杉咲も「お話をいただいたのは3、4年前。こんなすてきな座組に飛び込めるんだという喜びがありました。久々の再会で緊張もしたのですが、もうすぐお客さまのもとに届くのかと感慨深いです」とうなずいた。

 続けて、杉咲は「撮影中もセッティング中もずっと一緒にすごして、撮影が終わってからもごはんに行っていたので、クランクアップ直後は急にその日々がなくなって、幻なんじゃないのかと錯覚するぐらいでした」としみじみ。清原は「誰かを思う気持ちが、全部やさしさに還元されたらこういう作品が生まれるのかな。柔らかさや温かさが自分を癒してくれたり、大切な人を守るという気持ちになってくれたら」と願いを込めた。

 和やかにほほ笑み合う3人と並んだ土井監督は「3人がひとつの画面にいることの幸福感がすごいんです」と絶賛。「(劇中で)生き生きしているほど、切なくなる。1人ずつ難しい役だったと思いますが、ちゃんと生きていてくれた。3人が一緒にいることで、強い力が生まれている映画になっていると思います」と太鼓判を押した。

 現代の東京の片隅で、古い一軒家で一緒に暮らす、美咲(広瀬)、優花(杉咲)、さくら(清原)の物語。仕事に行ったり学校に行ったりバイトに行ったり、家族でも同級生でもないけれど、お互いを思い合いながら他愛のないおしゃべりをして過ごす、楽しく気ままな3人だけの日々を描く。12年、強い絆で結ばれているそんな彼女たちの、誰にも言えない“片思い”に迫る。

 イベントには、今作にも出演する杉並児童合唱団も登壇。劇中でも歌う「声は風」を合唱した。

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