何度も「徹子の部屋」に呼ばれている落語界重鎮「誰も呼ぶ人がいないみたいな…そんなんで？」

笑福亭鶴瓶（73）が3日、テレビ朝日系「徹子の部屋」（月〜金曜午後1時）に出演。何度も番組に呼ばれた理由について黒柳徹子（91）から、予想しなかった理由を明かされた。

鶴瓶は「結婚式は高津神社（大阪市中央区）っていうところで挙げたんですよ。師匠（笑福亭松鶴さん）は1分ぐらいしかいなかったんですよね。最初にあいさつしてくれたんですけど“今、弟子13人います。こいつが11番目です。一番アホだ。さいなら”って帰らはったんです」と話すと、黒柳は「ハハハハ、スゴい」と笑い転げた。

そして「今から考えたら、ようかわいがってくれた。師匠が仲人していただいて、一瞬でも出てくれはるということはないんで、それはうれしかったですよね」と感謝を述べた。鶴瓶は「ウチの師匠もここにおじゃましてるんですよね」と聞くと黒柳は「はい」と返答。鶴瓶は「僕らも（テレビで）見てましたわ。喜んでましたもん、ここ出るの」と話し「いや、ここに出るの徹子さん、うれしいですよ、本当に」とあらためて黒柳に感謝の意を示した。黒柳は「うれしい」と話してパチパチと拍手した。

鶴瓶は「いや、こっちがうれしいんです。オレ、何回出してもらってます？　ものすごい出してもらってる」と尋ねると黒柳は「あなたは、スゴいです」と返した。鶴瓶は「あのとき連続で出してもらった。あれは徹子さんが呼ばはったんですよね？」と聞いた。

黒柳は「ちょっと、誰も呼ぶ人がいないみたいな…そんなんで」と話した。鶴瓶はソファに座りながらズッコケて「ちょっと待ってください…誰も呼ぶ人がいなかったんで、呼んでくれたんですか？　もう何十年もスゴい喜んでもうてるわ、って思っていたら…誰も呼ぶ人がいなかったから？…僕、呼んだんですか？」と再度真意を確認。黒柳は「ちょっと、そんなような…」と結局、なぜ出演オファーしたのかはオブラートに包んだ。