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今夜(3日)の関東は雪や雨はやみますが、明日(4日)夜から5日朝にかけては「今日(3日)より長い時間」雪が降る見込みで、関東南部の平地でも積雪になる所がありそうです。予想より気温が下がった場合は警報級の大雪になる恐れもあります。
●今夜は天気が回復も路面の凍結に注意
今日(3日)の関東は、昼頃から雨が雪に変わった所が多く、東京都心も午後3時に「にわか雪」を観測。ただ、みぞれや湿った雪が1〜2時間くらいだったので、道路に積もるほどではありませんでした。
今夜(3日)は天気が回復しますが、真冬の冷え込みで、明日(4日)朝にかけての最低気温は東京都心で1℃、宇都宮は氷点下2℃まで下がる見込みです。各地で路面の凍結が予想されますので、車のスリップ事故や足元に十分ご注意ください。
●明日4日夜から5日朝は再び広く雪の恐れ 今日3日より降り方強まる
明日(4日)は早い所は夕方から雪や雨が降りだし、夜には広い範囲で雪になる見込みです。
注意点は、きょうより長い時間雪が降る見込みで、しっかりとした雪になり平地でも積雪となる恐れがあります。
気象庁から発表された4日(火)18時からの24時間予想降雪量は、多い所で、東京23区1センチ、関東南部の平地で10センチ、関東北部の平地で15センチなどとなっています。
日本気象協会の24時間予想降雪量を見ても、埼玉県や八王子など東京都の内陸部では10センチ以上の降雪を予想している所があります。5日(水)の朝は交通に影響が出る恐れがありますので、早めに起きて交通情報などご確認ください。東京都心もうっすらと積もる可能性がありますのでご注意ください。
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●普段は雪の少ない所で「大雪」予想 お出かけ前の注意点は?
今回は、関東など、普段、あまり雪の降らない所で大雪が予想されます。そこで、お出かけ前に注意していただきたいことが4つあります。
(1)時間に余裕をもって行動しましょう。歩きなれた道でも、目的地に着くまでは、普段より時間がかかることが予想されます。焦って、急ぎ足になると、転倒する危険性もあります。
(2)滑りにくい靴を用意しましょう。靴底がツルツルしたものや、ヒールの高い靴は、危険です。靴底に溝がついている運動靴や、登山用の靴などがおススメです。
(3)歩き方のポイントを覚えておきましょう。歩幅を小さくして、地面に垂直に足を踏み出し、重心はやや前において、足の裏全体を路面につけて歩きましょう。ゆっくりとペンギンのような歩き方をするのが、おススメです。万が一、滑ってしまったら、尻餅をつくように転ぶと、頭を打ちにくくなります。
(4)両手をあけておきましょう。リュックや肩掛けカバンなどを選び、可能なら、傘を持つのも避けましょう。両手を出していれば、転んだ時でも、顔や頭を守ることができます。
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