みのもんたさんが「テレビから去った本当の理由」貫いた美学と、人知れず進めていた“終活”

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2025年03月03日 18:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

みのもんたさん

 3月1日、フリーアナウンサーのみのもんたさんが亡くなった。

「昼過ぎに報じられると、日本中に驚きと悲しみが広がりました。みのさんは、今年の1月中旬に焼き肉店で食事をしていた際に肉を喉に詰まらせて救急搬送されており、一時は意識不明の重体に。その後、自宅に戻ることなく、帰らぬ人となりました」(スポーツ紙記者、以下同)

 みのさんは長年、日本を代表する“名司会者”として活躍していたレジェンド。

「1989年に総合司会に就任した日本テレビ系で放送されていた情報番組『午後は○○おもいッきりテレビ』で、健康にいい食べ物を紹介すると、瞬く間に売り切れるという社会現象が起きました」

『学校へ行こう!』(TBS系)や、『クイズ$ミリオネア』(フジテレビ系)といったバラエティー番組でも人気を博し、

「レギュラー番組は全曜日、民放各局を“制覇”したことも話題になりました」

 また、『おもいッきりテレビ』や『みのもんたの朝ズバッ!』(TBS系)などに出演していた2006年には、

「“1週間でもっとも長時間、テレビの生番組に出演する司会者”として、ギネス世界記録にも認定されています」

 一方で、晩年のみのさんは、病と闘う日々を送っていた。

「2019年に、じっと立っていることができていないことを知人から指摘されて検査を受けたところ、国の指定難病である『パーキンソン病』を患っていることがわかったそうです。パーキンソン病は、手足が震えたり、筋肉のこわばりが起きるなど、身体が思うように動かなくなってしまう症状があるといいます」(テレビ局関係者、以下同)

 薬を飲んだり、散歩やフィットネスバイクなどのリハビリをして、懸命に治療を行っていた。

「弱った姿を見せたくない」

「それでも、足腰はどうしても弱ってしまったとか。また、みのさんは“酒豪”としても知られていましたが、銀座のクラブなどに足を運ぶ機会も減っていたそうです」

 身体の衰えを理由に、2020年3月に『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)の司会を勇退すると、テレビ出演はほとんどなくなったが……。

「それこそが、みのさんの“美学”だったんです。人に弱った姿を見せたくないという思いが強く、リハビリ中も周りからの見え方をいつも気にしていて……。視聴者の中の“みのさん像”を、いつまでも現役時代の名司会者のままにしておきたかったのでしょう」(みのさんの知人、以下同)

 また、家族に対しても、

亡くなってから迷惑をかけたくないと、自身の出演した番組のビデオや写真の整理をコツコツ進めていました。美しくこの世を去り、カッコよくありたかったのではないでしょうか

 最期まで“おもいッきり”美学を貫き通した─。

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