「ある意味苦肉の策」TBS井上貴博アナが誕生秘話告白「みのもんたの朝ズバッ!」の名物ボード

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2025年03月03日 20:58  日刊スポーツ

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TBS「朝ズバッ」制作発表 新番組「朝ズバッ!」の女子アナ陣に囲まれ抱負を語るみのもんたさん(2005年3月撮影)

TBS井上貴博アナウンサー(40)は3日、キャスターを務める同局系「Nスタ」(月〜金曜午後3時49分)に生出演。若手アナ時代に共演し、1日未明に80歳で亡くなったキャスターみのもんた(本名・御法川法男=みのりかわ・のりお)さんの追悼特集の中で、2人が共演した情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」の名物だった「8時またぎボード」の誕生秘話を語った。


「8時またぎボード」は、大きなボードに、当日取り上げるテーマなどが記されたものだった、井上アナは「名物だとみなさんにも、言っていただけたのかな。『8時またぎボード』というのがあるんですが、これはある意味、『カンペ』なんですよ」と明かした。


「みのさんは、オンエア直前にスタジオにいらっしゃるので、打ち合わせはほぼできない。カンペも一切ない番組なので、でも、なんとかみのさんをグリップしないといけない。ある意味、苦肉の策で、カンペを見せるようにしたらどうだと。このまま文章をみのさんが読んでいったら、番組は進行できる」とした上で、「そこでできたのが『VTRマーク』」と、最近の情報番組ではおなじみのマークの「起源」についても明かした。


井上アナは「『VTRマーク』になったら、みのさんはVに振ればいいし『中継マーク』なら、中継に振ればいい」と解説。ともにキャスターを務めるタレントのホラン千秋(36)が「今では、いろんな番組でよく見るマークですけどね」と口にすると「みのさんが打ち合わせをしっかりしていたら、もしかしたら『8時またぎボード』というのは、生まれなかったかもしれない」と述べた。


ホランは「いろんなテレビ文化の、原点になった方」とコメント。井上アナは「(みのさんの技術を)盗もうと思って、一言一句、書き起こして復唱するみたいなこともやりました。懐かしい」と振り返り「あと1枚、おもしろいフリップを持っているんですけど…」とフリップを見せようとしたところで、追悼特集の放送は時間切れに。井上アナは、カメラに向かって「みのさん、また」と手を挙げて、別れを告げた。

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