昨年5月に死去した今くるよさんを追悼する「きょうはどやさの日!〜ひな祭りはいくよ・くるよと笑いよし!〜」が3日、大阪市のなんばグランド花月(NGK)で行われた。
くるよさんと15年に亡くなった相方のいくよさんは生前、3月3日のひな祭りの日に女性漫才師を集め食事会を開催していた。そこで、3日を「どやさの日」として、男女関係なく2人を支えた仲間がNGKに集い、2人のさまざまなエピソードを振り返った。
イベントは中川家がいくよ・くるよさんに扮(ふん)したものまね漫才で幕開け。剛がいくよさん、礼二がくるよさんを演じ、MCを務めたなるみは「剛が老けてきたから、いくよ師匠にそっくり。乗り移ってる感じ」と絶賛した。
エピソードトークでは、いくよ・くるよさんに世話になったハイヒール、シルク、なるみ、かつみさゆりのさゆり、西川かの子ら女性だけでなく、パンチみつお、矢野兵動、チュートリアル、藤井隆ら男性陣も登場。さらには、同時代を過ごした西川きよし、オール阪神、西川のりお・上方よしお、宮川大助・花子、ザ・ぼんち、河内家菊水丸も出演した。
「めちゃくちゃ気前が良かった。いつもご飯代を出してくれた」
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「初めてお会いしたときに『同じ年くらいやで』と言われた」
「絶対にパスポート見せない」
「いくよさんは付けまつげをいっぱい持ってて、撮影用、ロケ用、営業用とか300個は持ってた」
「末成映薫姉さんと3人で恋愛トークをしていた」
「坂田利夫師匠はいくよ師匠を好きだった」
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「仕事を大切にしていた。高倉健さんから『いくよくるよさんでお願いしたい』と言われても、先に入っていた仕事を優先した」
「新しい物好きでiPadが出たときに『2枚買ってきて』」
「くるよ師匠はおなかがすくと機嫌が悪くなる」
「子供が好きで、連れて行くとずっと抱いてた」
「下ネタには激怒した」
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「絶対に応援してくれた」
さまざまな“いくよ・くるよ伝説”が飛び出した。
イベント終了後に取材に応じたなるみは「太陽みたいな人」、シルクは「大事な空気みたい。いばらの道を歩んできたと思う。いつも盾になってくれた」、西川かの子は「海とか山とか空気とか。本当に寂しい」とその存在感の大きさを振り返っていた。
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