橋本環奈＆三浦翔平がバディ組む医療ミステリー！ 知念実希人原作「天久鷹央の推理カルテ」春放送

橋本環奈がテレビ朝日連続ドラマ初主演を務め、三浦翔平も出演する新ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」の放送が決定した。

本作は、ベストセラー作家・知念実希人がライフワークと公言する自身最大のシリーズ小説「天久鷹央の推理カルテ」が原作。現役の医師でもある知念氏が、実際の症例を基に想像力を膨らませて描いた骨太の医療ミステリーは、シリーズ累計360万部を突破、1月からはアニメの放送・配信もスタートしている。

刑事でも探偵でもない医師が、医学的な知見と診断能力を武器に、謎多き事件や現象を鮮やかに解決していく新感覚の本格医療ミステリー。

今作がヒロインを務めた連続テレビ小説「おむすび」後初作品となる橋本は、医師役に初挑戦。

演じる主人公・天久鷹央は、驚異の知能を誇る診断医。各科で診断困難と判断された病気の原因を解明する診断医は、海外では権威ある存在。自閉スペクトラム症の特性から、人の気持ちを読み取りきれず、歯に衣着せぬ物言いもしばしばだが、いざ診断となると、周囲もひれ伏す能力を発揮する。そんな超越した頭脳と医師としての圧倒的な知識や洞察力を駆使し、不可解な症状や難事件、果てはこの世の理を覆す超常現象の謎までも解き明かしていく。

三浦が演じるのは、鷹央が部長を務める「統括診断部」に派遣された内科医・小鳥遊優。人の気持ちを巧みに読み取りつつ、鷹央のことも軽妙かつハートフルにフォローしていく小鳥遊。2人が繰り広げる、丁々発止の凸凹名コンビぶりは必見。また、かつては外科医だった小鳥遊が突如、内科医を目指した理由…謎深きバックグラウンドにも注目だ。

「鷹央先生はさまざまな謎など、自分が興味を持ったことに向かって突っ走っていくんです。そのワクワクした感じや、オタク気質がかわいらしいなって思います。一方で、実は内面に不安を抱えているところもあって、そのギャップがすごく素敵。そこを大事にしながら演じたいと思います」と意気込んだ橋本は、「いろんな謎を解き明かしていく鷹央先生を、心から楽しんで演じたいと思います！　ぜひ楽しみにしていてください」と視聴者へメッセージ。

三浦も「小鳥遊は、基本的に“受け”の役どころ。周りの登場人物全員の受け芝居をしなきゃいけないので、大変ではありますが、とにかく受けて受けて全部拾えれば良いなと思います。あとはセリフですね。医療用語の意味もちゃんと調べて理解しておかないと、動きがリアルにならないと思うので…。ちゃんと落とし込むまでに、いつもの倍の時間がかかるかもしれない。大変な３カ月になるかと思いますが、全力を尽くしたいと思います」と話す。

またお互いについては「翔平さんと前回ご一緒したのは『警視庁いきもの係』。私はまだ10代で、ドラマの経験もほぼない状態だったんですけど、翔平さんは誰に対しても分け隔てなくラフな感じで、明るく接してくださって…！　今も変わらず、とても温かい翔平さんとまたご一緒できてうれしいです」（橋本）、「自分はセリフ覚えが悪いし、数回NGを出したらメンタルがボキッと折れる人間ですが…（笑）、環奈さんはセリフ覚えも早いし、本当に何でもできる！　これから３カ月、助けて下さい（笑）!!」（三浦）とコメントしている。

脚本は、「絶対零度〜未解決事件特命捜査〜」「イチケイのカラス」の浜田秀哉が執筆、「TRICK」「99.9-刑事専門弁護士-」シリーズの木村ひさしが演出を担当する。

なお、今夜放送の「家政夫のミタゾノ」内で、本作のティザー映像を公開する。

第1話あらすじ

天医会総合病院の統括診断部に、元外科医の内科医・小鳥遊優（三浦翔平）が派遣されてきた。各科で「診断困難」と判断された患者が集められる統括診断部の部長を務めるのは、同院の院長・天久大鷲の姪で、副院長でもある天久鷹央（橋本環奈）。唯一無二の個性をもつ鷹央の言動は、姉である事務長・天久真鶴を除いて誰も制御できず、研修医の鴻ノ池舞も「天久鷹央劇場」と評するほど。

この日も小鳥遊のことを初対面にもかかわらず「小鳥」呼ばわりし、無邪気にぞんざいな態度を取る鷹央に、小鳥遊はあ然とするが、同時にその能力に舌を巻くことになる。何を隠そう鷹央は、驚異の診断能力を誇る天才ドクターだった。

まもなく、トラック運転手・香川昌平が交通事故を起こし、救急搬送されてくる。ドーナツを食べた直後に手が震え、意識を失ったという香川。彼が口にしたのは、このところ農薬混入事件や、消費者の集団嘔吐事件が相次ぐ会社のドーナツだった。

しかし、いくら検査しても体に異常は見当たらないどころか、事故車内で回収したドーナツからも毒物は検出されない。この難攻不落の病状の原因究明に、鷹央と小鳥遊が挑むが…？
「天久鷹央の推理カルテ」は4月22日より毎週火曜日21時〜テレビ朝日にて放送。




（シネマカフェ編集部）